ライツ社マガジン

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ノート

ポルトガルの世界一美味しい海老「スカーレットシュリンプ」|世界のお菓子(食)を巡る旅#20

6月末、一人でポルトガルを訪れた。
数年前に旅仲間が「ポルトガルの白ワインと海鮮が美味しいから」とおすすめしてくれてから、ずっと頭の片隅にあった国。

今回訪れたのは、ポルト。それから、リスボンを拠点に傘祭りで有名なアゲダや「パジャマシティ」と呼ばれパジャマ柄の建物が可愛いコスタ・ノヴァにも立ち寄った。

結論から言うと、今まで周った52の国々の中で海鮮がいっちばん美味しかった。特に衝撃を受けたの

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本とは凍りついた心を解かす光です
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世界最注目のカナダワイナリー・通称「PEC」を1泊2日レポ|世界のお菓子(食)を巡る旅#19

先月、カナダ生活最後の国内旅行をした。

行き先は「プリンス・エドワード・カウンティ」というワイナリーが40ほど集まる島。(通称PEC)オンタリオ州にあるその島は、よく「赤毛のアンの島?」と聞かれるけれど、それは「プリンス・エドワード・アイランド」。PECじゃない。

今回は料理でもお菓子でもないけれど、ぜひみなさんにPECを知ってもらいたくてレポートにまとめてみる。

PECはワイナリーとしては

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2016年9月7日に創業しました。まだまだヒヨッコです
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可愛すぎる街、エストニアの首都タリンで人気NO.1のお店レポ|世界のお菓子(食)を巡る旅#18

カナダでの生活を終え、18日間の旅に出た。

行き先はポルトガル、フィンランド、デンマーク、エストニア、ラトビア。この旅で、訪問国数は50を超えた。

今、この記事をポルトガルのリスボンからアゲダに向かう列車の中で書いている。こうして文字を並べている間も緑豊かな大地が視界には流れていて、その上には穏やかな青空が広がっている。時折、手を止めて、その景色の美しさに見とれいてる。贅沢な月曜日だ。

「バ

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ここには夢があります
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トロントのcoolなコーヒーショップで働いてみた|世界のお菓子(食)を巡る旅#16

実は、わたし、カナダでワーキングホリデーをしていた。そして最近チャレンジの一つであったその日々が幕を閉じた。

海外旅行は慣れていても、長期間生活するというのはまた違う話だ。現地に入って、家を探し、職を見つけ、お金を稼ぎ、周りの人との関係を0から築いていかなければならないからである。日本で生活していて、人生で何度こういう状況が起こり得るか。なかなかない経験だ。

30歳という年齢で、あぁ、またここ

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ここには夢があります
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中米バハマに飛んで、「ジュエリーに使われる貝」を食べてみた|世界のお菓子(食)を巡る旅#15

バハマの名物といえば「コンク貝」である。ホラ貝に似た巻貝で別名「ピンク」貝としても知られている。
日本では、カメオの素材やジュエリーとしての認識はある程度あると思うけれど、「食べたことがある」という人はきっと、稀だろう。

それもそのはず。

この貝はカリブ海全域に生息しているけれど、養殖は難しく、新鮮なものはカリブ海、またはその周辺でしか食べることができないらしい。
わたしも昔、世界一周中にメキ

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私たちの挑戦自体が、明るいニュースになると信じて
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コペンハーゲンのチョコボール|世界のお菓子(食)を巡る旅#13

先週、4ヶ月ぶりにひとり旅に出た。
行き先はコペンハーゲン。

それはわたしにとって聞き慣れた街だった。なぜかというと母が「ロイヤルコペンハーゲン」の食器が好きで、幼い頃から地名だけは慣れ親しんでいたからだ。
今日はそんなデンマークの伝統菓子を紹介したい。いくつか代表的なものがあるけれど、その中から今日は「Fløde boller」を。

直訳すると「クリームボール」。

名前もシンプルなら構造も

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創業の夜は雷雨でした
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タジン鍋でつくるモロッコのオムレツ|世界のお菓子(食)を巡る旅#12

モロッコで食べた、わたしのお気に入り料理。
「ベルベルオムレツ」。

いつだっただろうか?
何かの料理番組で紹介されたのをきっかけに、日本でもブームになった、モロッコのタジン鍋。円錐形の独特な形のおかげで、中の蒸気や熱がうまく回り、いわゆる「無水調理」ができる。蒸し料理や蒸し焼きには最適とされている鍋だ。もしかしたらこれを読んでくださっている方の中にも、キッチンの棚の奥底で眠らせている方もいるかも

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ライツ社は兵庫県明石市にある出版社です
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ジャマイカ版サーターアンダーギー|世界のお菓子(食)を巡る旅#11

カナダの冬は長い。
マイナス20℃になることもあり、そんな日はなるべく外に出ずに家で料理を楽しみたい。というわけで、前回紹介したホリデープディングと同じく、キャッサバを使った料理をご紹介します。

家のオーナーであるジャマイカ出身のアンドリューが今回教えてくれたのは
「ディープ・フライ・ダンプリング」。
「ダンプリング作るぞー!」と言われたからてっきり餃子のように何か包んであげるのかと思ったら、そ

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2016年9月7日に創業しました。まだまだヒヨッコです
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東欧チェコのはちみつケーキ|世界のお菓子(食)を巡る旅#10

「チェコに行ってくる。」と言うと半分くらいの人から、「それどこ?」と返ってきた。
今日はそんなチェコのお菓子のお話し。

チェコには「メドヴニーク」というケーキがある。「メドヴ」とは「はちみつ」のことで、別名「honey cake」とも呼ばれる。
実はこのケーキ、古くからあるものではなく元はロシアから伝わったもので、約30年ほどの歴史しかないのだけれど、年を重ねるごとに定着していって、もう立派なチ

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創業の夜は雷雨でした
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ジャマイカの伝統菓子を習う|世界のお菓子(食)を巡る旅#9

私の今いるカナダの新年はどこもまだクリスマスの装飾が残っていて、お正月らしさを感じるのはみんなのSNSからだ。おせちやお鮨を羨ましく思いながら、新年が始まったことを実感する。

さて、今日はジャマイカの伝統的なケーキ「クリスマスプディング」のお話。ジャマイカの国民はこれをつくると「クリスマス(ホリデー)だなぁ」と感じるそう。やはり食は行事と関わりが深い。

ところでイギリスのクリスマスプディングを

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ここには夢があります
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