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どんな著者の本でも、どんなジャンルの本でも、「好みの編集者」がつくった本は自分にとってハズレがない

「編集者で本を選ぶフェア」開始しました【広島 蔦屋書店】

みなさんは、本を選ぶときにどんな基準で選んでいますか。
好きな著者、好きなジャンル、で選ぶのはもちろん表紙が気に入って、ジャケ買いなんてこともありますよね。
私も書店員になる前から、いろいろな方法で本を選んでいました。本が好きなので、インターネットで出版社のHPや、本に関するツイッターでのつぶやきやさまざまなブログなども読んでいました。
すると、ある出版社のあるシリーズはすべて同じ編集者が作っているらしい、ということがわかりました。普段全く意識していなかった編集者という存在。それからは、意識して調べていくと、この編集者が作った本は、ほぼ自分の好みに合う。ということに気がついたのです。
どんな著者の本でも、どんなジャンルの本でも、その編集者が作った本は自分にとってハズレがないと。

広島 蔦屋書店の書店員、江藤宏樹さんの言葉です。ライツ社の編集2人もお声掛けをいただきました。それぞれの棚には、編集者の自己紹介カードもついています。

大塚啓志郎
1986年、兵庫県明石市生まれ。2児の父。新卒でいろは出版に入社し、編集長を務めたあと30歳で独立。ライツ社を創業。「いま日本でもっとも新しい出版社」の1つとして、本づくりだけでなく、新しい出版社像をつくることに挑戦している。学生時代に世界中をバックパッカーとして巡っていた(当時の髪型はアフロ)ことから、「旅」や「世界」という言葉を軸に、紀行文・写真集・ガイドブック・ビジネス書などジャンルを越境した編集が得意。旅とは関係ない本ですら、うっかり「言葉の旅へようこそ」的な前書きを書いてしまうほど旅好き。所帯を持ったあとは、どうやって海外ひとり旅に出ようか(妻を説得しようか)画策し続ける日々です

有佐和也
1987年、石川県小松市生まれの末っ子。大学を卒業後、ローカルカルチャーマガジン『IN/SECTS』編集部に所属。関西を軸に「日記」「もうかりまっか?〜私たちの働き方〜」「いいお店のつくり方」など鋭角な切り口で雑誌を編集。また、本の編集にとどまらず食・本・演劇・音楽・農業・建築の一体型フェス「KITAKAGAYA FLEA」を立ち上げ運営。2016年退社後、株式会社ライツ社に入社。料理レシピ本大賞2018特別選考委員賞を受賞した『全196ヵ国おうちで作れる世界のレシピ』(本山尚義)、『365daysまいにち東京』(RETRIP)などの編集を担当。買ってくれた人自身や家族や恋人、友達との時間が少しでも明るくなるような本作りを目指している。体を動かすのが大好き。

ほかにも、大ベストセラーを手がけた編集さんの名が続々!(なぜこのメンバーの中にわたしたちがいるのか恐縮でしかありません)

【参加出版社】
中央公論新社、集英社、KADOKAWA、双葉社、河出書房新社、幻冬舎、角川春樹事務所、ライツ社、早川書房、新潮社、岩波書店、エイ出版社、東京創元社、ベストセラーズ(順不同)

ますます「ライツ社」がここにあるのが意味不明・・・。あと、プロフィールの温度感も、わたしたちだけミスってます(慣れてない)

広島 蔦屋書店さんのHPにはそれぞれの編集さんのプロフィールも掲載されています。広島の方はもちろん、遠方にお住いの方も、それを読むだけで新しい本との出会いのヒントになるかもしれません。



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