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自立とは、依存先を増やすこと。弱さとは、新しいものを生み出す力。

『マイノリティデザイン』それは、誰かが抱える「弱さ」を「新しい強さ」に変えるアイデアのつくり方ーー。

その刊行を記念して、著者の澤田智洋さんが各界のベストセラー著者たちと対談する連続オンライントークイベント「マイノリティデザイン・デイ」を丸善丸の内本店で開催しています。ついに、最終回を残すのみとなりました。

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4月3日14時〜からのゲストには、ご自身も脳性麻痺を抱えながら、小児科医/研究者として活躍する熊谷晋一郎さんをお迎えします。

澤田:マイノリティデザインデイ、最終日はもうこの方しかいないと思っていて、ダメ元でお声掛けして、ご快諾いただけてすごく嬉しいんですが、スペシャルゲストに東大先端研教員の熊谷晋一郎さんをお迎えしたいと思っています。よろしくお願いします。

熊谷:ご紹介いただきました東大先端研の熊谷晋一郎と申します。『マイノリティデザイン』、ついに出たという感じの本で、決定版になるだろうな、1つの金字塔になるだろうなぁという本を発表していただいてとても心強く思っています。本当にマイノリティっていう概念はこの本を読めばわかるように、実は多くの人にとって他人事ではない、人数が少ないという問題ではない、みんなの中にある問題なんだ、それは実はネガティブなものなんじゃなくて何か新しいものを生み出す力を秘めたものなんだっていうことを感じとっていただけたらこんなに心強いことはないなと思ってます。とても楽しみにしています。

澤田:ありがとうございます。本当に楽しみにしています。

熊谷さんは、専門とする「当事者研究」という領域において、「自立とは『依存先を増やすこと』」という示唆に富む言葉を残されています。今回の対談では、「マイノリティデザイン」を知ったわたしたちが「何から始めればいいのか」を、障害当事者そして研究者の視点から、たっぷりと語っていただきます。

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