#旅とわたし 募集開始! note公式史上初の「お題企画→みんなの投稿→書籍化」にチャレンジします!
昨日、note公式より以下のリリースが発表されました。
TABIPPO×noteお題企画「#旅とわたし」の作品を募集します!内容は、昔訪れた旅先での思い出や、旅そのものに対するご自身の想いや考えなど、あなた自身が経験した「旅」にまつわることならなんでもOKです。
ハッシュタグ「#旅とわたし」をつけてぜひご投稿ください!募集〆切は6月28日(金)までです。ご応募いただいた中で素敵な作品はのちに、ライツ社より発売予定のTABIPPOの書籍でご紹介させていただきます。
(詳細)http://pas-pol.jp/tabitowatashi/
note史上初の「みんなで」
本をつくることへの挑戦
これまでnoteでは、「個人がnote上で書き溜めた記事を出版する」という事例はたびたびあり、中にはベストセラーとなった作品も数々生まれてきました。代表的な例といえばチャーリーさんの『ビジネスモデル2.0図鑑』ですよね。
しかし、noteというサービスが持つ機能、可能性はそれだけでないはずです。noteの特徴といえば2つ。
・ハッシュタグで共通の「お題」記事を書ける
・ウェブ上の雑誌つまり「マガジン」をつくれる
つまり、「みんなで書く」ということが可能な点です。
この2つの機能を使えば、「個人」だけでなく「みんなで」本を出版することも可能なのではないか。そしたら、本づくりはもっと自由になれる。
「お題企画→みんなの投稿→書籍化」。今回、その取り組みにnote、TABIPPO、ライツ社の3社で挑戦することになりました。
では次に、「みんなでつくる本」とは具体的にはどういうものなのか?
TABIPPOとライツ社がこれまでに培ってきた経験と実績をもとに、その事例を紹介します。
累計28万部を積み重ねた
「みんなでつくる旅の本」
まずはじめに、TABIPPOとは。
■TABIPPOとは
http://inc.tabippo.net/
「旅で世界を、もっと素敵に」 を合言葉に、世界中を飛び回る旅人が記事を書く旅行メディア「TABIPPO.NET」(月間500万PV)、年間200種類以上の旅に関わる講座を開催する「旅大学」、全国から旅好きが集まる野外フェス「旅祭」、旅のモノづくりブランド「PAS-POL」 (編著累計28万部)などの事業を展開。代表作に『僕らの人生を変えた世界一周』、『ウユニ塩湖 世界一の「奇跡」と呼ばれた絶景』、『365日世界一周絶景の旅』、『この世界で死ぬまでにしたいこと2000』などがある。
旅好きコミュニティの中心にいる「TABIPPO」と、ライツ社編集長である大塚は、大塚が独立する以前の前職時代から、一緒に本をつくり続けてきました。そして、その本づくりのテーマこそ、「旅人との共創」だったのです。
TABIPPO初の編著である『僕らの人生を変えた世界一周』→ 世界一周に出た50人の旅人のエッセイを集めた紀行文。(2万4千部を突破)
『ウユニ塩湖 世界一の「奇跡」と呼ばれた絶景』→ ウユニ塩湖を訪れた100人の旅人から2万枚以上の写真を集めてできた写真集。(4万5千部を突破)
『365日世界一周絶景の旅』(4万部を突破)や『この世界で死ぬまでにしたいこと2000』(2万4千部を突破)→ 数百人以上の方から旅先で訪れたスポットの情報とその写真を募集。
みんなの旅の記録が、本になり、また次の誰かが旅に出るきっかけになる。そんな循環を生み出すおもしろさにハマり、TABIPPOと大塚は、累計28万部を超えるまで、旅の本づくりを続けてきました。
「みんなでつくる本」の2つの課題
ただ、その共創の中にも課題がありました。エッセイの文章や写真を集めることが、単純にすごく大変だったのです。従来のやり方はこうでした。
1.企画を考える
2.TABIPPOのウェブメディアで募集記事を公開
3.投稿者はGoogleフォームに個人情報を記入し、テキストはWordデータで添付してメール
課題は2.と3.のところでした。
2.の課題は、TABIPPOのコミュニティ以外に情報が拡散しない、という点。→ 旅好きやバックパッカー界隈には絶大な知名度を誇るTABIPPOでしたが、それ以外の書き手に本づくりをしていることが伝わらない。
3.の課題は、投稿者と集計者への負担です。→ 文章を投稿する労力と、それをまとめ、選考し、編集できる状態にする労力が尋常ではありませんでした。
この2つの課題を一気に解決できるのがnoteでした。
2.の課題は、「お題企画」としてnote公式にリリースしていただくことで、全noteユーザーへ情報が行き渡り解決します。
3.の課題も、投稿者は普段通りnoteを書くだけ、集計者はハッシュタグで記事を見るだけ、で解決します。
革命的な本づくりスキーム
「プラットホーム」×「編者」×「出版社」
これから募集期間を終え、選考→編集に入り出版するまでの期間は、もちろんnote上で制作過程を公開していきます。
単純ですが、「制作に関わる人、興味を持つ人の数」が増えることは「売上部数」が増えることに比例します。それは、これまでTABIPPOが積み重ねてきた28万部という数字がすでに証明しています。
そして売上より何より、 #旅とわたし 、というハッシュタグで、自分の旅を表現する人が増えたら、すごく嬉しい。それがTABIPPOの理念である「旅で世界を、もっと素敵に」につながっていきます。
TABIPPOとライツ社は、noteという強力なパートナーを得て、これからますます「旅人との共創」を広げていける。
みんなの旅の記録が、本になり、また次の誰かが旅に出るきっかけになる。そして、この世界を自由に楽しく飛び回る人がもっともっと増えていく。そんな未来にワクワクしています。
「note×TABIPPO×ライツ社」つまり「プラットホーム×編者(コミュニティの中心)×出版社」というスキームは、本づくりの革命になる。本づくりを自由にする。
その最初の事例として、この企画を成功させたいです。みなさんの投稿、心から楽しみにしています!
書籍企画と投稿の詳細はこちらから
(TABIPPOリリース)