「一度は読んでほしい」小さな出版社のおもしろい本2019
三栄書房さまから発刊されている雑誌「男の隠れ家」より、『一度は読んでほしい小さな出版社のおもしろい本2019』が出版され、ライツ社も見開きで大きく掲載していただきました。
(ちなみに、表紙のタイトル横に立っている四人組がわたしたちです。びっくり!)
巻頭にはこんな言葉が書かれています。
これは全国の小さな出版社55社と注目の230冊の物語。本が売れないといわれる時代のなか、ひとり、もしくは少人数の仲間と出版社を立ち上げて、それぞれが面白いと信じる本を作る人たちがいる。本の魅力のひとつは多様な世界がそこに詰まっていることだ。この本を通じて明日を変える本との出会いを届けたい。
編集の方のこのような気持ちから生まれた企画に、いち出版社として選んでいただけたことは、とても嬉しい出来事でした。
ほかにも、こんな出版社が名前を連ねています。
東日本
寿郎社 [北海道]、無明舎出版 [秋田県]、荒蝦夷 [宮城県]、歴史春秋社 [福島県]、 随想舎 [栃木県]、群像社 [神奈川県]、港の人 [神奈川県]、春風社 [神奈川県]、三輪舎 [神奈川県]、盛岡出版コミュニティー [岩手県]、中西出版 [北海道] さきたま出版会 [埼玉県]
中日本
文屋 [長野県]、サンライズ出版 [滋賀県]、 いき出版 [新潟県]、ほおずき書籍 [長野県]、月兎舎 [三重県]、桂書房 [富山県]、さかだちブックス [岐阜県]、考古堂書店 [新潟県]、虹霓社 [静岡県]、一兎舎 [長野県]
西日本
ライツ社 [兵庫県]、西日本出版社 [大阪府]、ミシマ社 [京都府]、光村推古書院 [京都府]、芸艸堂 [京都府]、赤々舎 [京都府]、140B [大阪府]、吉備人出版 [岡山県]、瀬戸内人 [香川県]、編集工房ノア [大阪府]、創風社出版 [愛媛県]、書肆侃侃房 [福岡県]、弦書房 [福岡県]、南方新社 [鹿児島県]、図書出版 木星舎 [福岡県]、海鳥社 [福岡県]、鉱脈社 [宮崎県]、南山舎 [沖縄県]、ボーダーインク [沖縄県]
東京の小さな出版社
左右社 [東京・渋谷]、夏葉社 [東京・吉祥寺]、アルテスパブリッシング [東京・世田谷]、書肆アルス [東京・中野]、BlueSheep [東京・飯田橋]、小さい書房 [東京・狛江]
ライツ社の立ち上げをとても喜び、応援してくださったミシマ社さんをはじめ、憧れの左右社さん、夏葉社さん、三輪舎さん、書肆侃侃房さんたちの名前も。いつかお会いしたいなぁ。
ちなみに、嬉しくて嬉しくて、わざわざ明石の海まで撮りにいってまで掲載してもらった写真がこちらです。(後ろに見えるのが明石海峡大橋と淡路島! ※注 ここはオフィスではなく市役所の食堂です)
ぼくたちはみんな「本を贈る」仕事をしている
今回は、「小さな出版社」という枠組みの中でご紹介していただきましたが、個人的には、出版社に小さいも大きいも地方も東京も関係ないと思っています。自分たちがおもしろいと思う本をつくる。出来上がった本を書店さんへ届ける、読者に読んでもらう仕掛けを一生懸命こしらえる。
ぼくたちはこうして、世の中に「本を贈る」という仕事をしている。
この雑誌を通して、そんな仕事の裏側が読者の皆様に少しでも伝われば嬉しいです。
出版業界を新しくしたい。もっと良くしたい。読者と、書店と、友達のような出版社でありたい。「本ができること」を増やしたい。いただいたサポートは、そのためにできることに活用させていただきます。