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絶景を美しく撮る!プロに近づくフォトテクニックまとめ『ウユニ塩湖完全ガイド』(10月27日発売)から一部抜粋

誰もが「生きているうちに一度は行きたい」と願う世界一の絶景、ウユニ塩湖。その「日本初のガイドブック」がついに誕生しました!特別にその中身を抜粋してご紹介します。


なるほどフォトテクニック講座

ウユニ塩湖で撮る写真、どうせならプロの写真に近づきたいですよね。美しい絶景をさらに美しく残すテクニックをまとめました。

まずは撮影の基本

1.水平をとる

広大なウユニ塩湖では水平がとれていないと地平線が歪んで、少し不安定な写真になってしまいます。グリッド線を表示したり、三脚を利用するなど工夫をしましょう。

2.露出に注意

ウユニ塩湖は真っ白な大地なので写真が真っ白に飛んでしまうこともしばしば。そうなった場合はマイナス補正などで露出を落としてみましょう。露出補正は+/- などの表記が多いです。

3.周囲への配慮も大切

現地ツアーでウユニ塩湖に行ったとき、もし他の参加者がバシャバシャと水面を揺らしながら歩けばせっかくの水鏡も台無し。美しさに夢中になってしまうのはよくわかりますが、自分がそうならないように配慮してみんなで楽しみましょう。


青空の撮影編

これこそウユニ! という旅人憧れの絶景。空と大地しかない単純な景色だからこそ、きれいな写真を撮るには水平をきちんととるように意識しよう。奇跡的に姿を現したウユニ塩湖の水鏡は上下対象でこそもっとも美しく見えます。


夕焼けの撮影編

一日のうちでもっとも色鮮やかな時間帯がサンセット。赤や紫の幻想的な絶景を写真に残すなら気をつけたいのがホワイトバランス。オートで思った通りの色が出しにくい時は見た通りの美しい色になるように自分でホワイトバランスを調節しましょう。


夜空の撮影編

まるで宇宙のようなウユニの星空撮影で一番気をつけたいのはピント。ピントがずれてしまうと、せっかくの星空もぼやけてしまいます。撮影を始める前に月や遠くの町の光などにしっかりとピントを合わせるだけで、一つひとつの星がはっきりと見えるようになり、より美しく星空を撮影することができます。


トリックアート

遠近の差を出すために、手前のものはカメラのすぐ近く。奥のものはなるべく離れて撮りましょう。カメラのズームを広角(広い方)にすることでどちらにもピントが合いやすくなります。また、影が小さくなる正午に撮ることも大事ですよ。さまざまなアングルで試してみましょう。

ウユニ塩湖ではアイデア次第で撮れる写真の種類は無限大です!


本の中にはトリックアートのアイデア集やiPhoneで絶景を取るためのコツなども掲載しています。

いかがでしたか?今回完成した『ウユニ塩湖完全ガイド』には、ここでは紹介しきれない美しい写真や、一生一度のウユニ塩湖への旅を絶対後悔しないために考え抜いたコンテンツが満載です。

行きたい人も行かない人も楽しめる!『ウユニ塩湖完全ガイド』
著者:Only One Travel 10月27日発売
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