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庭の機能性と美観|平屋私庭日記#12

今年の春はもうやって来てるみたいだ。この記事を書きはじめてる2月上旬で植物の芽が動き始めてるし、雑草と呼んでる草たちも静かに姿を現し始めている。僕としてはまだまだ寒い日々が続いていくイメージだけれど、このコたちを見ているともう春も近いのかもしれないなぁ。

今回は庭の機能性と美について書いてみたい。その本題に入る前にレモンを収穫して、てんさい糖漬けをつくってみたのでご紹介。

レモンを収穫

レモンが収穫の時期をむかえた。春先の人工授粉から始まり、毎日の水やり、生理落下の恐怖、幼虫の葉っぱ襲撃、アゲハ蝶の卵取り、トゲの処理、肥えやり、、収穫まで思い返すと長かった。

生理落下と幼虫の葉っぱ襲撃はヒヤヒヤしたし、トゲに何度も刺されて痛い思いを何度もしたなぁ。でも膨らんでくる実を毎朝窓から覗く日課ができて楽しかった!

さっそくレモンのてんさい糖漬けにしてみる。

調べてみるとやたら熱湯処理 消毒命って感じがどの掲載記事からも伝わって来るので、その辺はいつもなら雑にこなすけれど今回はしっかりと!ラップでまな板の衛生面もバッチリ!

熱湯処理をしっかりした瓶にてんさい糖→レモン→てんさい糖の順番で入れていく。どこを調べても糖の量は適量って曖昧な書き方ばかりだったので適当に!

完成!めちゃ簡単!あとは数日寝かすだけで、たまに混ぜてあげるみたい。

3日ほど漬けたレモン。数日でめちゃシロップが出来てる!そのまま食べてみると甘みと酸味がいい感じでした。陸上競技してたころによく食べてたなぁ。

ホットレモンや炭酸水レモンにすると美味しいって聞いたので今回はホットレモンに。ちょうどいい甘さで仕事で遅くなった夜なんかに良さそうです。

改めて思うことだけれど、庭って景観を楽しむだけじゃなくて育てたり食べたりも出来るんですよね。’’庭で何が出来るだろう!?’’ってことをテーマに今度考えてみよっと。

庭の機能性と美

レモンの収穫や先日の追加植栽くらいから考えてるテーマが、今回の本題である庭の「機能性と美」ということ。

この庭は収穫できて食べられる植物で構成してるエディブルガーデン。その庭の植物を大きく二つに分けることができる。一つはレモンなどの実を収穫する植物、もう一つは料理の香りづけなどに葉や枝を使う植物

前者は人口受粉や虫対策、肥えやり、収穫と一年を通して作業が色々あるから触りやすい前面に配置したい。後者はぶっちゃけ水と虫を注意しておけばいいので前者の後ろに配置したくなる。この考えで植えると機能性を重視した配置になって、行きすぎると畑になってしまう。でも僕は庭としての美観も考えたい。

機能性と美、双方の良いバランスが問題になってくる。

僕としては機能性を重視した上で美観を高めることが理想、それがこの庭をつくり始めたテーマの一つだし庭師としての面白さがそこにあると思う。機能性を考えて後方から「高木果樹→低木果樹→下草の香りものや実つきもの」と順番に配置して行くとなかなか良いバランスが取れてくる。そしてその高木果樹の背景に添え物として葉枝を利用する植物を入れれば奥行きも出てくるのでは、というのが僕の考え。
それで作ればまぁまぁ上手くいくように感じるんだけれど、ちょっと背景の植物に引っかかってる。庭のキモとなるような葉っぱの大きい常緑が欲しいということ。(ハクサンボクみたいな)でもそんな葉っぱはレモン・スダチのような柑橘系とはイメージが違うし探してるけれど、思ってるエディブルな植物が見つからない。

このままでは機能性に寄りすぎてて美観が少し欠けている庭だなって、正直締まりがない庭になってしまってると感じてます。んーん、、

僕が理想とするエディブルガーデン。収穫できて食べられる植物で構成する、そして庭として美しさがある。そんな機能性と美を兼ね備えた理想の庭にはまだまだ試行錯誤が続きそうです。うまく構成出来るようになったら、レストランの食べられて景観も楽しめる庭なんてつくってみたいなぁ。

定点写真#12。雑草たちが芽を出し始めたし玄関の常緑樹たちが蕾を開き始めた。春が近いのかなぁ早くやって来ないかなぁ。そろそろ寒肥しないと。

GREEN SPACE 若手庭師 中山 智憲

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2016年創業。海とタコと本のまち「兵庫県明石市」の出版社です。writes.right.light「書く力で、まっすぐに、照らす」を合言葉に、ジャンルにとらわれず本をつくっています。 https://linktr.ee/writes_p

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