
印刷屋さんの星屑、量り売りします。
京都の印刷会社がはじめた「星屑パッケージ」という商品。とにかく紙が可愛くて、キラキラしているんですが、実は印刷過程で出てしまう余り紙を無駄にしない素敵な試みでした。
印刷の現場で毎日のように出る余り紙「紙出(しで)」。
— 恵文社一乗寺店 | 本にまつわるあれこれのお店 京都 (@keibunshabooks) May 20, 2020
1g=2円。質は良いのに型にはまらず使われなかった、行き場のない紙たちをアソートでパッケージした『星屑パッケージ』入荷しました。紙との偶然の出会いがアイデアを運んでくれるはず。京都の印刷会社・修美社より。https://t.co/8Lg30Z1aPD pic.twitter.com/XaGAgRB8H0
印刷屋さんの星屑
「紙出(しで)」という言葉をご存知でしょうか。
まちがって注文した紙
断裁して使えなくなった紙
半端な枚数で売れなくなった紙
こうした印刷の現場で毎日のように出る余り紙のことです。倉庫の片隅に追いやられたり、リサイクルに出されて再生紙に生まれ変わったり。でもせっかく質の良い紙として生まれたのに、使われないまま廃棄するのはもったいない。
そこで使われなかった紙出をアソートしたのが「星屑パッケージ」。
1グラム = 2円。どのパッケージも内容が違って、一つとして同じものはないそうです。
作ったのは京都の印刷屋さん 修美社
紙は自然からのいただきもの。たくさんの人の手を経て、私たちのもとに辿り着きます。それなのに印刷のために、紙が犠牲になっていく―。そんな紙出を減らしたい、それが私たちの想いです。
https://syubisya.co.jp/shide/(紙出の話し|修美社)
修美社さんはつい先日創業60周年を迎えた京都の印刷会社です。会社の2階に「PRINTING Lab.」を作って世界のおもしろい本を展示したり、特色印刷の体験を開催したり、「おもしろい」をキーワードに活動中。ぜひHPものぞいてみてください。
「星屑ノート」も人気
同じく「紙出(しで)」を束ねた『星屑ノート』は、当店でも定番のアイテム。滑らかな手触りの色紙が、アソートで組まれ、紙の色、厚さもバラバラ。どれも内容は異なります。ペーパークラフトや便箋にも。使い道は、星の数ほど。あわせていかがでしょうか。https://t.co/oKQW7q7lhG pic.twitter.com/socuXf7UNE
— 恵文社一乗寺店 | 本にまつわるあれこれのお店 京都 (@keibunshabooks) May 20, 2020
ふぞろいの星屑をあつめて束ねたノートです。一冊一冊中身の違うノートで、使うたびに新たな発見がありそう。
修美社さんのPRINTING Lab.では「星屑ノート」のワークショップも開催予定です。
「星屑パッケージ」「星屑ノート」は修美社さんのECサイトでも購入できます。
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