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明るい「出版業界紙」をnoteで始めます

少し前に、ライツ社の営業がこんなことを言っていました。

なんでニュースには、出版業界の悪い話しか出ないんだろう? 

「出版不況」「書店倒産」「物流危機」etc...。

こんなニュースばっかり見てると、なんだか「本は終わった」みたいに感じてくる。ぼくは、書店が好きなのに。本が大好きなのに。明るいニュースだっていっぱいあるのに。

そう思ってる人はきっと、たくさんいるはず。

このままじゃ、本をつくりたいとか、書店で働きたいとか、そもそも本を読みたい、本に関わりたい、という人が減ってしまうんじゃないか。

それなら自分たちで明るいニュースを届けよう。出版業界はおもしろい! 楽しい! ってみんなに言いたい。だから、note上で明るい出版業界紙を始めよう。

そう決めました。

noteで業界紙をやる2つの理由

noteで業界紙をやるメリットは2つあります。

1.出版業界以外の人にも、本にまつわるニュースを届けられる
2.記者でなくとも、全国どこでも誰でも記事を書ける

1.出版業界以外の人にも、本にまつわるニュースを届けられる

出版業界には、もともと「新文化」「文化通信」という業界紙があります。そこには、売上や業績など数字を軸にした現実的なニュースがもちろん掲載されていますが、中には明るいニュースもたくさんあります。

例えば、「新文化」の6月20日の紙面。

・築100年の京都〝町家〟で開業/「開風社待賢ブックセンター」店主・鳥居貴彦氏
・視覚障害者支える「日本点字図書館」

出版不況と言われる時代にもかかわらず、街では次々に独立系書店が開業しています。それはなぜなのか。SNSや動画などデジタル系の娯楽が進化していく中で、視覚障害者にとって「読書」から得る楽しさや喜びは健常者以上。それを支える職員の話。

こんな素敵なニュースが、出版社の周りに、書店の周りに、印刷・製本所の周りに、本に関わる人の周りにたくさんあるのです。こんなニュースをもっとたくさんの人に知ってほしい。

課題は、そもそも業界の人にしか読まれていない、ということです。

でも、noteであれば、出版業界以外の人に届けられる。発信して、共感されれば、その情報はどこまででも広がっていきます。だから、noteで「業界以外の人に向けた業界紙」をはじめてみたい。

2.記者でなくとも、全国どこでも誰でも記事を書ける

そして、noteには「共同運営マガジン機能」があります。これがきっと、業界紙にとってはすごいことなんです。これは、複数のクリエイターがひとつのマガジンに記事を掲載できる機能、つまり、

→わたしたちがnote上に「出版業界紙」というマガジンをつくる
→最初は自分たちだけで地道に更新していく
→「わたしも書きたい!」という人が出てくる
→その人が、東京の出版社の人でも、青森の書店の人でも、京都の図書館の人でも、メンバーになれば「誰でも」「その場で」記事を書ける

通常、業界紙の紙面をつくるためには、記者が話題を探し、取材し、執筆するという工程が必要です。ただ、時間にもお金にも紙面スペースにもかぎりがある。でも、note上で「誰でも」「その場で」書けるなら、全国の、いろいろな情報をもっと気軽に簡単にシェアしていけるはずです。

「うちの書店でこんなおもしろいフェアをしたよ」「うちの出版社からすごい本が出たわ」「わたしの街ではこんなふうに本を使って街を盛り上げています」こんな話が勝手にどんどん更新されて、たくさん聞けたら、嬉しい。

これから掲載していく記事

わたしたちは、兵庫県の明石市にある小さな出版社ですが、「こんなことをやりたい!」と、周りに話すとたくさんの人が協力してくれることになりました。直近の掲載予定は以下の通りです。

・【もう出版不況とは言わせない。これからの出版業界を変える4つの話】
ダイヤモンド社 営業局長 井上直さんと紀伊國屋書店梅田本店 百々典孝さんがわざわざ明石に来てくれて対談してくれました ★明日から!

【経済と文化の間で、ぼくたち出版社はどうなりたいのか?(仮)
NewsPics Publishing新編集長 井上慎平さんとライツ社代表 大塚の対談です。立ち上げの超忙しい時期にわざわざ明石焼きを食べに来てくれました。

本屋大賞候補作の帯コピーに採用された福井県の老舗みそ屋「米五」による「みそ屋大賞」その舞台裏を取材したい!でもぼくたちは遠いから行けない!ということで、福井県の友達が取材に行ってくれました。

・梅田蔦屋書店で開かれたイベント【読書の学校】の書き起こし。福嶋聡(ジュンク堂書店)×百々典孝(紀伊國屋書店)×中川和彦(スタンダードブックストア)。雑誌「ユリイカ」にも掲載された鼎談なんですが、編集者さんの計らいで特別にここにも掲載させてもらえることになりました。

・イベント「本をつくるってこういうこと_ミシマ社営業部vsライツ社営業部_話題の出版社の営業手法・宣伝手法」書き起こし。まちライブラリー もりのみやキューズモールで毎月開催されているイベントを、これから書き起こしさせてもらえることになりました。

このマガジンの名前はどうしよう?

この挨拶文を書いて、これからの連載記事も貯めて、準備は万端! と思っていたんですが、肝心の名前を決めていないことに今気づきました。でも、もう1回目の連載が明日公開なので、マガジンの名前は仮で…

「ライトな出版業界紙 on note」

とします。

ライツ社の社名の由来と同じですが、「ライト」にはいろんな意味があります。write=書く、right=まっすぐ・正しい light=明るい・軽やか。名前の通りの業界紙に育ってくれたら嬉しいです。

記事を書きたい人募集!

ここまでを読んでくださって共感してくださった方、そして、わたしも書いてみたいという方! ぜひ下記までご連絡ください。(書いてみたい話はあるけど、文章を書くのはちょっと苦手…)そんな方も大歓迎です。こちらで取材したり、編集することも可能です。

info@wrl.co.jp

(今は地道に周りの人から教えてもらったことだったり、Googleアラートで検索キーワードをたくさん設定してニュースをキャッチしています)。

本屋さんが好きな人が、読書が好きな人が、もっと自信を持って「わたしは本が好きです」と言えるように。

これから、本が好きだ、本に関わりたい、という人がもっともっと増えるように。

できることを、やっていこうと思います。

ライツ社代表・大塚啓志郎




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創業の夜は雷雨でした
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ライツ社

2016年創業。海とタコと本のまち「兵庫県明石市」の出版社です。writes.right.light「書く力で、まっすぐに、照らす」を合言葉に、ジャンルにとらわれず本をつくっています。 https://linktr.ee/writes_p

ライトな出版業界紙 on note(β)

誰でも読める出版業界紙です。出版業界のおもしろい取り組みやインタビューを中心にアップしていきます。本に関わる方はもちろん、業界以外の方に広く親しんでもらえたら嬉しいです。記事を書きたい方も募集中です!
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