これからの経済のあり方を、「人間とは何か?」という問いから考える
『マイノリティデザイン』それは、誰かが抱える「弱さ」を「新しい強さ」に変えるアイデアのつくり方ーー。
その刊行を記念して、著者の澤田智洋さんが各界のベストセラー著者たちと対談する連続オンライントークイベント「マイノリティデザイン・デイ」を丸善丸の内本店で開催しています。残すところ、あと2回です。
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4月1日19時〜からのゲストには、「共感資本社会」を目指す投資家・新井和宏さん、『世界は贈与でできている』の著者/哲学研究者・近内悠太さんをお迎えします。
新井:実は近内さんとどこかでお会いできないかな、なんて言っていたぐらいだったので、すごくいい機会を頂いただいたなと思っていますし、僕が大好きな澤田さんとお話しができることも楽しみにしてました。特に当日は、わたしが考えている「ギフト経済」についてすこしみなさんと一緒に議論して、これからの経済のあり方をテーマにできたらいいなぁなんて思っています。
澤田:お願いします。新井さんはカフェから中継中ということで今日はゆるくお届けしています。じゃあ近内さんも一言お願いします。
近内:『マイノリティデザイン」』のなかに、義足の方たちのファッションショーについて書いてあって、モデルさんたちが不安になってしまったときに澤田さんが声を掛けた「心の中で世界はわたしのものだと唱えてください」というこの言葉、本当に素敵な言葉で。僕も、「ここはわたしの居場所なんだ」「わたしはここに居ていいんだ」「わたしは間違ってなかったんだ」っていう感情をどうしたら持ってもらえるのかなっていうのを常々考えていたんですね。なので「居場所」とか「居る」とか「弱さ」、「いじらしさ」みたいな、そういう「人間とはなにか?」という話ができたらいいなと思っております。
澤田:ありがとうございます。この流れで90分お話ししたいぐらいワクワクしてますが、4月1日の19時から3人でお届けしますのでぜひご視聴ください。
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マイノリティを起点にする、だれかの弱さに寄り添う。それは素晴らしいことだとはわかる。でも多くの場合、このあとに出てくるのは「とはいえ」という言葉だと思います。今回の対談では、そんな「マイノリティデザイン」の疑問点を、時代の最前線を行く投資家と哲学者の視点から、たっぷりと語っていただきます。
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