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社員5名の小さな出版社の本が、カズレーザーさんに紹介されて、Amazon総合1位になった話

7月26日の日曜日、日テレ「シューイチ」でカズレーザーさんに本を紹介してもらい、ライツ社として初めて、Amazon総合1位を獲得しました。

つまり、瀬戸内の、端っこの、明石の、小さな小さな出版社の本が、その日、日本でいちばん売れたということです。

これは夢なんでしょうか。

紹介されたのは『毎日読みたい365日の広告コピー』という本です。

番組HPにもアップされています

Amazon「本の売れ筋ランキング」で1位になりました(画像は7/26 13:00時点)

思い起こせば数日前、放送に先立ってライツ社に電話がかかってきたのです。

シュ:お世話になっております。日本テレビの「シューイチ」という番組の〇〇と申します。
ラ:(知ってる※心の声)はい。お世話になります。
シュ:御社の本をご紹介させていただきたいのですが……
ラ:はい。ありがとうございます。(この時点でもう嬉しい)
シュ:カズレーザーさんの「食べヨ……」
ラ:へっ!?

詳しくお話をお聞きすると、読書好き芸能人がオススメする本をグルメとともに紹介する人気コーナー「食べヨムツアー」の第5弾〜渋谷編〜で、カズレーザーさんがわたしたちライツ社の本を取り上げたというお話でした。

冷静を装うのに必死でしたが、電話が終わった瞬間、ガッツポーズしました。

小さな出版社が出した本が、しかも新刊ではなく3年前に出した本が、大の本好きとして有名なカズレーザーさんの目に留まった。そして、「目に留まった」ということは、どこかの書店さんが、ずっと平台で展開してくれていた、ということなんだと思います。願わくば、お礼を言いたいです。本当にありがとうございます。

こんな感じで紹介されました

紹介されたパートを文字に起こしてみました。

<出演>
川島明さん(麒麟)、カズレーザーさん(メイプル超合金)
(以下、敬称略)

カズレーザー:決めました。これにします。私がおすすめするのはこちら。
『毎日読みたい365日の広告コピー』!

ナレーション:365日、その日その季節にぴったりな広告のキャッチコピーを集めた一冊。例えば2月14日は「ガーナチョコレート」の広告コピー。「今日ドキドキしない人は、来月もドキドキしない人です。」

そして、3月15日は「靴の記念日」ということで靴メーカーのコピー「歩きやすい靴がいい。人生はほとんどが遠回りだから。」など。

広告コピーはただ消費を促すだけでなく、気づき希望を与えてくれる格言だと教えてくれます。

カズレーザー:けっこう名言集とかいろんなところで売ってるじゃないですか。

川島明:うんうんうん。

カズレーザー:より身近なものっていうのは絶対身の回りにある商品だと俺は思うんです。

カズレーザー:その商品の一番いいところを伝えたい。買ってもらうためのものなので。

川島明:ほうほう。

カズレーザー:我々消費者に伝わりやすいようにできている。我々に向けて書かれた言葉。

川島明:うん。

カズレーザー:だから、これは一番、人の心を揺さぶる言葉なんじゃないかと思うんです。

川島明:は〜。なるほどねぇ!

カズレーザー:これすげえいいやつですね。日本赤十字社のキャッチコピー。これはもう傑作じゃないですか?

カズレーザー:「ち、のち、いのち」

川島明:きれい。これ頭文字とったら左から読める。うわー!震えた、ちょっと!

カズレーザー:これはすごいでしょ。

川島明:会議で発表するとき震えたやろなぁ。

カズレーザー:これの前に発表した人かわいそうですね(笑)キャッチコピーって本当に面白んですよ、やっぱ。

ーーー

コーナーの冒頭、カズレーザーさんがこんなことを言っていました。

本には2種類ある。つかの間の本と、生涯の本。

この本が、みなさんにとって、後者の本となれば嬉しいです。

カズレーザーさん、シューイチのみなさん、本当にありがとうございました。おかげさまで、放送前に1万部重版。しかし反響は予想の斜め上を超えていき、さらに5千部重版できることになりました。これをきっかけに、もっともっとたくさんの方に、この本を届けられるよう努めます。

ほかにもこんなコピー、あります

じつは、本文用紙は1ヶ月ごとに色が変わる12色の色紙になっています。本のカバーには365日分の日付がすべて印刷されているので、誕生日に丸を付けてプレゼントに贈ることだってできるんです。いい本です。

<おまけ>今回シューイチで紹介された本 

川島さん
 ●「SPY×FAMILY」集英社(遠藤達哉)
 →近代のマンガのベストアルバム的シリーズ

 ●「信長を殺した男」秋田書店(藤堂裕・明智憲三郎)
 →日本人の常識が覆される!?衝撃の歴史コミック。400年以上明かされなかった本能寺の変の真実が解き明かされる……!?

 ●「メタモルフォーゼの縁側」KADOKAWA(鶴谷香央理)
 →「好きなもの(BLマンガ)」を通じて喜びと切なさを描く、75歳の老婦人と女子校高校生の年の差友情コミック。

 カズレーザーさん
 ●「信じられない現実の大図鑑2」東京書籍
 →大人も子どもも楽しめる!ビジュアルで理解する雑学図鑑
 
 ●「あなたに似た人(新訳版)Ⅰ」早川書房
 →短編の名手と言われるロアルド・ダールのミステリーやサスペンスを集めた世界的な短編集。今回は収録されている「南から来た男」を特に紹介。

 「毎日読みたい365日の広告コピー」ライツ社
 →365日その日その季節にぴったりな広告のキャッチコピーを集めた一冊。大切なことを思い出せる現代の名言集。




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ライツ社
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