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建築家と庭師のフィールドワーク|平屋私庭日記#34

大阪の建築集団dot architectsのスタッフ寺田さんと、庭と建築を探る活動「ニワトケンチク」を始めました。庭師と建築家が交わり探る企画。そのことを書いて行きます。

「ニワトケンチク」とは

この会はその名の通り「庭」と「建築」を結びつけて探る会です。僕は建築やインテリア・家具が好きで庭をめぐるのに合わせて見にいくことが多々ある。そんな時に建築のことで気になることがあるけれど分からないままのことが多い。
そんなわだかまりを抱えている時に、寺田さんから「一緒に庭を見に行きませんか?」と声をかけて頂いた。
僕もちょうど「一緒に建築を見に行きませんか?」と声をかけたかったタイミングだったので嬉しい声かけでした。

建築家と庭師、隣り合う場を生業としている2人で、その“分からない”を共有し探ってみることに。

やりたいこと

僕たちが訪れるいろんな建築や庭を「比較」することをテーマに活動したいと思っています。例えば、歴史の違うものとか、同じ作者の違うものなど。

庭も建築も歴史をさか上ればカナリの年月になるし、今との違いや時代ごとの変化がある。また、現在作られている建築・庭の多様さもおもしろい。街中を歩いていれば、そんな古と今の両者が隣り合い街が成り立っています。そこに建築家・庭師の視点を交えてみると、いったい何が見えてくるのか。

まだまだ具体的にどういうカタチになって行くか試行錯誤中ですけど、まずは比較対象の物件を見てまわり、アーカイブストックを作って行くことに。

京都のニワトケンチク

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京都・出町柳にある四君子苑。春と秋に1週間だけ公開される場所。中が撮影禁止なのが惜しい。庭の設計施工は庭師の佐野越守さん。建築は北村捨次郎さん、そして改装部分を吉田五十八さんが手がけてます。

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お昼は僕がこのエリアで好きな進々堂。ここの空気感はいつきても心地いい。

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TOBERU。設計は大西麻貴+百田有希/o+hさん

滋賀・彦根のニワトケンチク

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彦根城の玄宮園。作庭は桃山時代とか江戸時代初期とか文献によって違うみたい。彦根城の借景と砂浜がこの庭で一番好きな景色。

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彦根ランチといえばスイス。ここのハンバーグは絶品!

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シャツ屋さんのcommune worksさん。嫁はシャツを購入。

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多賀結いの森。設計は大西麻貴+百田有希/o+hさん

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ラコリーナ。建築設計は藤森照信さん。施工方法をチェック、松の生垣がお気に入り

A地点とB地点

目的地であるA地点とB地点を結ぶ間にはもちろん街や土地が続いている。そんな双方の間に何があるのか、どうやって街が変化していくのかというところも注目したい。
その為にもお昼ご飯や気になるお店に入りお互いの感覚を共有していくことは大切なことです。京都の街並みなら各地点歩いていける距離感なのでより楽しくなる。

最後に

庭師と建築家が交わり探る企画、ニワトケンチク。
「京都編」「彦根編」、その前にはテストスタートの「奈良編」もあります。今は自分たちのアーカイブを作ることに専念しつつ、「比較」することを意識しています。どんなカタチになるか、それ自体も楽しんでいけたら。
また、皆さんにご報告できればです。

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定点写真#34。先週以上にブルーベリーの紅葉がより鮮やかになってきている。12月もそろそろ終わりなのにまだ落葉しない。植物を見ていると今年が暖冬だということが感じ取れるなぁ。来年の開花は早そうだ

園園. 庭師 中山智憲

Instagram @enen_nakayama
note @green_s_nakayama

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2016年創業。海とタコと本のまち「兵庫県明石市」の出版社です。writes.right.light「書く力で、まっすぐに、照らす」を合言葉に、ジャンルにとらわれず本をつくっています。 https://linktr.ee/writes_p

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  • 60本

ライツ社の周りにいる、普段は作家でもなんでもない(でもとてもおもしろいことをしている)みなさんの記事を連載。 2018年12月現在の連載タイトル ・「世界のお菓子(食)を巡る旅」菅野つばさ ・「平屋私庭日記」大阪の若手庭師 中山智憲

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