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ジャマイカ版サーターアンダーギー|世界のお菓子(食)を巡る旅#11

カナダの冬は長い。
マイナス20℃になることもあり、そんな日はなるべく外に出ずに家で料理を楽しみたい。というわけで、前回紹介したホリデープディングと同じく、キャッサバを使った料理をご紹介します。

家のオーナーであるジャマイカ出身のアンドリューが今回教えてくれたのは
「ディープ・フライ・ダンプリング」。
「ダンプリング作るぞー!」と言われたからてっきり餃子のように何か包んであげるのかと思ったら、それは全く想像と異なるものだった。

キャッサバの皮を剥き適当な大きさに切り、フードプロセッサーにかけペースト状にしたところに小麦粉、塩、ベーキングパウダー、ココナッツミルクを加えて、よくこね(手に引っつかなくくらい)、ひとまとまりになったら、30分から1時間生地を休ませる。その後適量を手に取り、手際よく成形をしてしっかり揚げる。(これが意外と難しくて、なかなか彼のように上手くできない。)

ダンプリングというより、揚げドーナツのような揚げパンのような。(本来はバターや牛乳も使ったりするようだけど、彼はヴィーガンのため植物性のみ)。180℃で3〜5分しっかり揚げる。
揚げたては、周りサクッと中はもっちり、ほのかに甘くて日本でいうと「サーターアンダーギー」に近いかもしれない。これをジャマイカの人は朝ごはんによく食べるらしい。

それから、余った生地で何か作れないか考えて、思いついたのが「ニョッキ」。少しだけ粉を足して、小さくちぎって形を整えて、茹でたら普通のじゃがいもで作るよりもちもちニョッキが完成。

パンプキンクリームソースを作ってニョッキと絡めてみた。カシューナッツで作ったカシューチーズ(※作り方は記事最下部)に、蒸したかぼちゃ、オリーブオイルを少し足してブレンダーにかけたら、あっという間にヴィーガンニョッキの完成。

それでも余ったニョッキはジップロックに入れて冷凍。そのまま茹でて手作りのジェノベーゼと絡めても美味しい。

人生でキャッサバを使って料理する日が来るなんて思っていなかったけど、
キャッサバの優秀さと幅広い用途に感動。

さて、今度は何を作ろうか?

※カシューチーズの作り方
<材料>
生のカシューナッツ…2カップ
アップルサイダービネガー(リンゴ酢)…大さじ2
レモン汁…大さじ2
オリーブオイル…大さじ1
塩(美味しい塩がオススメ)…小さじ1

<レシピ>
1.カシューナッツは使う6時間ほど前に水に浸しておく。その後、水で洗い流して水気を切る
2.ミキサーにすべての材料を入れて、なめらかになるまで撹拌。
3.味を見て、お好みで、粗挽き胡椒、ハーブ、にんにくなどを入れて調節。
よりチーズっぽさを出したければ、ニュートリショナルイーストを大さじ2ほど入れると美味しいです。

数日で使いきれないときは、シリコンの製氷器に入れて冷凍→固まったら型から外してジップロックで保存。使いたいときに使いたい分だけ解凍しています。

乳製品が体に合わない方も安心。お試しあれ。

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2016年創業。海とタコと本のまち「兵庫県明石市」の出版社です。writes.right.light「書く力で、まっすぐに、照らす」を合言葉に、ジャンルにとらわれず本をつくっています。 https://linktr.ee/writes_p

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ライツ社の周りにいる、普段は作家でもなんでもない(でもとてもおもしろいことをしている)みなさんの記事を連載。 2018年12月現在の連載タイトル ・「世界のお菓子(食)を巡る旅」菅野つばさ ・「平屋私庭日記」大阪の若手庭師 中山智憲
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