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人生を世の中のせいにできるのは、いつまでだろう? 【9/16『僕が旅人になった日』発売開始】

9/16(水)、ライツ社の新刊『僕が旅人になった日』(TABIPPO)が発売されました。

制作が始まったのは、2019年5月。当初、春頃発売予定だった出版日も延びに延びて……この頃には、自由に世界を旅することができない日々が訪れてしまうなんて想像もしていませんでした。

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note公式お題企画「#旅とわたし」から生まれた一冊

この本は、note公式お題企画「#旅とわたし」に投稿された4,000件以上の作品をもとに生まれた一冊です。

一人旅、世界一周、海外移住、ホームステイ、野宿、巡礼、帰国子女、 登山、カヌー下り、自転車旅、大陸横断、働きながら旅をする…… あらゆる形で世界中を旅した、20人の旅のストーリーがまとまっています。

たくさんの旅人が世界中を飛び回っていた、以前の世界を思い出しながら、20人の旅のエッセイを読み返すと、自分が旅人になった日のことを思い出しました。

それは、飛行機に乗って初めて一人旅に出た日のことかもしれないし、夜行バスに乗って上京したあの日かもしれない。noteにいちばん最初の記事を投稿した日のことかもしれないし、転職を決意したあの日かもしれない。
ただ1つ同じなのは、胸を奮わせながら、足が震えながらも、まだ知らない世界へ一歩を踏み出した日だということ。

誰しもにあるはずのその日を思い出してもらいたい、あるいは、その日に向かって一歩を踏み出してもらいたい。出版日を迎えたいま、そんなことを思っています。

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人生を世の中のせいにできるのは、いつまでだろう?

本の帯に書いた言葉です。

世界が大変だ。世の中が大変だ。人生って大変だ。でも、生きるのは最高だ! きっと「旅人になった日」って、もう誰のせいにもしないで、自分の頭で考えて、自分の足で歩き出した日なんだ。

そんなことを4000件以上の作品、20人の旅人のみなさんから教えられました。そんな気持ちを、帯の言葉に込めました。

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冒険を奪われた時代に生まれて。世界一周をして見た戦争と平和。異文化の洗礼。死に方さえ決して平等じゃない社会。つながらないWi-Fi。崩れ落ちた偏見のかたまり。

日本人のたった23%しか知らない、世界をめぐる旅の本。本日より全国書店・ネット書店にて発売開始です。ぜひご覧ください。

世界の緊張が収束し、また自由で穏やかな時代が来ることを願いながら。








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