おうちで食の世界旅行。スーパーの材料で作れる『世界のレシピ本』を届けたい!
現在、緊急事態宣言の影響で休業している書店もあり、またネット書店の在庫も不安定になっている中で、本を手にしていただくことが難しい状況にある方もいらっしゃるかと思います。
そんな中、どうにかこの本を必要とされる方に届けたい。というわけで直接、自分の手で発信し、発送できる手段として、著者の本山尚義さんと一緒に、クラウドファンディングという形をとらせてもらうことにしました。
達成を目指す、というよりも、この本の情報をたくさんの人に届けたい、世界の料理の楽しさ、素晴らしさを知ってもらいたい!という気持ちで立ち上げたものですので、ご一読いただければ嬉しいです。世界の料理で毎日の食事がすこしでも楽しく豊かな時間になればと願っています。
い『全196ヵ国おうちで作れる世界のレシピ』の著者、本山尚義さんのクラウドファンディングページからの転載です。
この本も元々はクラウドファンディングのご支援で出版することができ、2018年に「料理レシピ本大賞」特別選考委員賞を受賞することができた一冊です。
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◆ 経歴
1966年神戸市生まれ。
フランス料理を修行し、ホテルの料理長になる。27歳の時に訪れたインドでスパイスの魅力に出会い、世界の料理に目覚め、以後世界30ヵ国を巡りながら料理を教わる「旅するシェフ」となる。
帰国後にレストラン「パレルモ」を開き、2010年から2012年にかけて世界195ヵ国(当時外務省が認めていたすべての国)の料理を提供するイベント「世界のごちそうアースマラソン」を開催。
現在はお店を閉め、世界の味を家庭で楽しめるレトルトにして販売する「世界のごちそう博物館」主宰。
2017年に425人の支援により370万円以上の資金を集め、念願のレシピ本『全196ヵ国 おうちで作れる世界のレシピ』を出版。
※ご迷惑をおかけしないようアカウントにぼかしを入れさせていただきました
このツイートを見たとき、みんな、自宅での時間をすこしでも楽しく過ごすアイデアを探しているんだ、と気づかされました。
どこにも行けない今だけれど、おうちで世界旅行気分を味わってもらう。世界のレシピ本ならそれができるかもしれない!
そう思い、この本の存在をより多くに人に知ってもらい、できるだけ早く届けることが今の私にできることだと思い、このクラウドファンディングを立ち上げました。
本を求める方がいらっしゃる一方、緊急事態宣言を受けた地域では、休業や時短営業をされている書店もあります。またネット書店の在庫も不安定になっている中で、本を手にしていただくことが難しい状況です。
どうにかこの本を必要とされる方に届けたい。そのため、直接自分の手で発信し、発送できる手段として、クラウドファンディングという形をとらせてもらいました。
そのため、このプロジェクトは4月27日の締め切り直後に発送準備を開始し、GW中にみなさまのお手元に届けることに挑戦します。
●本の無料公開について
より多くの人にこの本の存在を知ってもらいたい。そしておうちでの時間を有意義に過ごしていただきたいという思いから、クラウドファンディングに先駆けて、ライツ社のnoteでは全文公開記事をアップしています。
こちらを見ていただき、ぜひ明日からでも世界のレシピを作ってみてください。そして、気に入ってもらえた方がいらっしゃいましたらぜひ本も一冊、お手元に置いてもらえれば嬉しいです。
これは料育(りょういく)というブログで紹介してくれた記事から画像を引用させていただきました。
世界の料理を楽しむ旅に出よう。しかもおうちで。 (http://ryo-iku.com/196sekaino_recipe/)
子どもたちと一緒に「全世界の料理を制覇しよう!」と、世界地図に国旗を描きながらとっても楽しくチャレンジしてくださってます。
最初は親御さんが週末に作っていたのが、そのうち子どもたちも世界の料理作りに参加。どんどん料理の腕が上達し、休校中のお兄ちゃんがお昼ご飯を作ってくれるまでに……!
とってもいい記事なので、ぜひ読んでいただきたいです。料理は楽しく!が基本ですよね。
こんな風におうちにいる時間でも楽しく過ごしてくれる方が増えたら。そして世界のことを知るきっかけになってくれたら、こんなに素敵なことはないと思っています。
タイトルの通り、全世界すべての国々の料理が1国1レシピ紹介されている本です。「世界の料理を、おうちで、気軽に」を目指しました。「世界の料理」と聞くと、「現地にしかない調味料や食材がたくさん出てくるんじゃないの?」と思われるかもしれません。
でも、安心してください。この本のレシピは、すべてご家庭で、気軽につくってもらえる料理です。お近くのスーパーで買える食材や調味料だけでつくっても現地の味に近づくように工夫しました。
●どんな料理が載っているの?
ほんの一例を写真と一緒にご紹介します。
南アフリカの「手間いらずの肉汁ミートローフ」(ボボティー)
ドライフルーツを混ぜ込んだカレー味のミートローフ。型に入れて焼くだけなのに、肉汁が最高のソースになる一品。ハンバーグより簡単です!
イラクの「シナモン風味のなすと牛肉の炊き込みごはん」(マクルゥーバ)
炊飯器でできる、中東の炊き込みご飯。人が集まったときに振る舞う料理で、みんなで「マクルゥーバ!」の掛け声と一緒にポン!とひっくり返すと、拍手喝采。これは現地の言葉で「ひっくり返す」という意味なんです。
スイスの「やみつきポテトケーキ」(レシュティ)
スライスしたジャガイモで作るシンプルな料理。朝マックのハッシュポテトみたいな香ばしさで、簡単なのに何回でも食べたくなる味です。肉料理の付け合わせにもピッタリ!
●実際のレシピ紹介ページ
●料理レシピ本大賞で受賞!
第5回料理レシピ本大賞2018において、料理部門 特別選考委員賞を受賞しました。
・「こんな材料を使うの!?」と驚きながらも、絶妙に「作れそう!」な料理の数々。眺めるだけでも楽しめます。
・料理レシピ本大賞の中でも異彩を放っている。
・ご近所のスーパーで買える食材で、「世界旅行」を味わえる。つまり、日本のスーパーに不可能はないのかも。
※選考委員のコメントから抜粋させていただきました。
●書籍概要
『全196ヵ国おうちで作れる世界のレシピ』
著者:本山尚義
発行元:ライツ社
定価:1,600円+税
判型:A5判並製
頁数:240ページ
発刊:2017年12月15日
ISBN:978-4-909044-10-5
「私は世界を旅し、実際に店の厨房で教えていただいたり、家に泊まらせていただいたりして料理を覚えてきました。その時、たくさんの人とも出会いました。
"とっても、お金持ちで裕福な人"
"今日食べることができなくて住むところも無い貧乏な人"
"とっても偉そうで自分のことばかり考え、文句ばかり言っていた人"
"宗教を信仰し、とても優しい目をしている人"
私が学んできた世界の料理を食べて、その時だけでも、
"自分が地球上に生きていて他の国の人と共に同じ時間を生きていること"
"今日を生きるための食べものが無い人がいること"
"戦争の地雷で片足を無くしても、人間として明るく素晴らしく生きている人のこと"
そして、"今も私たちと同じく今回の危機と戦っている人たちのこと"を思っていただけたらと思います。
※クラウドファンディングのご支援は4月27日23時59分までとなっております。