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春近し|平屋私庭日記#38

早春の黄色い花が咲き始めたし、平屋の庭の植物たちも開花に向けて動き出している。今回は平屋の植物たちと僕の様子をご紹介したい。

春近し

2月だというのに日中は生地厚めのシャツを着ていれば外でも過ごせる暖かさ。近ごろ卸屋さんや庭のお客さん、同業の先輩などから実生(みしょう:種子から発芽したばかりの植物)や挿木の枝を頂くことが増えたように感じる。そういう類のモノをあげれば僕が喜ぶだろうと思われてるみたいで、もちろんその手のモノをいただけると大喜びしてます。

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独立してからは予想以上に忙しくバタバタした日々を送っている。手慣れていない社長業が慣れればもう少し余裕が生まれると思うけど、今は忙しいことが本当に嬉しい。庭はご依頼いただいてから施工に入るまで結構時間があって、今いただいてる新築のお話だと1年後だったりします。
打ち合わせや図面作成の日を設けつつ、生きていく為の日銭も稼がなければならない。
先日美容室の方に言われたのですが、「今の状態は売れ始めた芸人と同じ状況だね」って。お声がけいただくしバタバタと忙しい。けれどどれも準備段階の花が咲く前の作業、ここをしっかり登っていかないと咲く花も咲かないし続かない。まさに綱渡り的な状態ですね。

そんなこんなでバタバタ過ごしてて、休日に縁側でゆっくり過ごす時間は久しぶりだった。

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平屋の植物たち

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最近いただいたソテツの実生。ソテツは成長が遅いからこの子が立派なサイズになる頃には僕はもうおじいちゃんになってるかもしれないなぁ。

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コーヒーの木。冬は室内に入れておかないと枯れると言われてる。弱々しい姿だけれど、どうやから軒下なら外でも冬を越せるみたい。来年は軒のない夜露の当たるところに置いてみよう。

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ブルーベリー。ブルーベリーは枝先についた蕾が花を咲かせて実がなる。ちょっと開き始めてるから、2月中に咲いてしまうかもしれない。

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サクランボ。サクランボは枝先の2番目の蕾から後続が花芽。枝先は開花から少し遅れて葉が開き出す。

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ジューンベリー。ジューンベリーも枝先の芽から少し枝を伸ばしたあと花を咲かせる。

花芽の位置がどこにあるのか分かってないと剪定の際に誤って切ってしまう。そうなるともちろん花を咲かす事が出来なくなってしまう。
しかしどの植物も動きが早い。こんな時期に開花してしまって受粉は大丈夫なんだろうか?開花が始まると同時に虫たちもやっぱり動き出すのかなぁ。虫嫌いな僕にとってフライングスタートは喜べない。

最後に

独立してお声がけいただく案件にバタバタしてる間にも植物たちは春の開花に向けて動き始めている。一年で一番見逃したくない観察の時間。仕事と平屋の庭で過ごすバランスが大切になってくる。

職人の世界は経験が全てと言ってもいいくらい、どれだけ経験値を積んでいるかが大切になってくる。四季を相手にしているから10年職人を務めても10回しか経験することができない。だからこの植物たちが芽吹く時期は動きを知る貴重な時間だと思ってます。職人として5月で丸7年、8回目の観察が始める。まだまだ若手庭師だからこそ、この芽吹き観察はカナリ貴重な経験になると思ってます。

※読者の方で庭や植物をお持ちの皆さまへ
蕾が膨らむこの時期、植物たちは根から水を吸い上げ始め開花準備をしています。(この時期にモミジなんかを剪定すると水が滴り落ちてきます。)
ですので、明日から気持ちたっぷり目の水やりを始めて欲しいです。
特に果樹は実をならす為に、まずは花芽をたくさん開かせるための水やりが重要!
まだまだ朝晩は冷え込みますが、水やり楽しみましょう!!

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定点写真#38。今年は植物の動き出しが本当に早い。開花が早いってことは虫たちも動き出すのだろうか?虫嫌いにとってはスタートが早いのはそわそわする。

園園. 庭師 中山智憲

Instagram @enen_nakayama
note @green_s_nakayama
mail  info@enen-landscape.com

告知です!

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“みんなのうえん”さんの都市農園にてエディブル生垣ワークショップを開催します!
農園の生垣だからこそ「食べられる、収穫できる植物」をテーマに構成した植物で境界を作っていければと思います。
3月8日(日)11時から、大阪 寝屋川にて!
以下みんなのうえんさんからの詳細です。
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みんなのうえん寝屋川がついに2020年4月にオープンします!
オープンに向けて、みんなでDIYしながら他のどこにもない都市農園を作っていきたいと思っています。寝屋川では新たなチャレンジとして「食べられる生垣」で敷地を囲う計画をしています。
レモンなどの果樹、ハーブなどを敷地の境界に植えていき、毎年成長し街に豊かな緑の風景を作ります。フェンスではなく、温かみのある。より「みんなのうえん」らしい敷地境界のかたちを実験できればと思います!
今回は、管理人の金田と同年代の庭師、園園(えんえん)の中山さんにお越しいただき、みんなで楽しく緑を植えたいと思います!
一緒に農園の風景を作ってくれませんでしょうか!ご参加お待ちしております!
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【 生垣設計 】
中山智憲 
庭師 園園. 代表。
「庭をデザインしつくること、庭をお手入れすること」を中心に活動。 庭 人 暮らし 建築 街 カルチャー 歴史 現代。それらを園と見立て、様々な園と園が重なり合い成り立つ庭を意識している。人・庭・植物の間に立ち、時代とともに変化していく庭の調整役を担っていければ。
作庭集団GREENSPACEにて5年半勤め、2019年11月 園園として独立。
出版社 ライツ社のwebマガジンにてコラム「平屋私庭日記」連載中。
https://note.com/green_s_nakayama
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◇日時
 2020年3月8日(日)
 11:00 - 15:00くらい
 終了時間は多少前後する可能性があります。
◇会場
 みんなのうえん寝屋川
 寝屋川市緑町35-6 【Google Maps
【アクセス】京阪電車「香里園駅」から徒歩12分
◇参加費
 無料
◇持ち物
 お昼ご飯、飲み物、タオル、汚れてもいい服装
◇注意事項
 現地にトイレがまだないため、来られる前にトイレを済ませておいてください。(開始してからは近くのコンビニをお借りします)
◇・FBメッセンジャー:http://m.me/minnanouen
・メール:event@minnanouen.jp
このいずれかの方法で、
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<電話番号>
をお送りくださいませ。
下記の問い合わせでは申し込みできませんので、ご注意ください。
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2016年創業。海とタコと本のまち「兵庫県明石市」の出版社です。writes.right.light「書く力で、まっすぐに、照らす」を合言葉に、ジャンルにとらわれず本をつくっています。 https://linktr.ee/writes_p

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ライツ社マガジン
  • 59本

ライツ社の周りにいる、普段は作家でもなんでもない(でもとてもおもしろいことをしている)みなさんの記事を連載。 2018年12月現在の連載タイトル ・「世界のお菓子(食)を巡る旅」菅野つばさ ・「平屋私庭日記」大阪の若手庭師 中山智憲

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