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カメラマンはホームレスのおっちゃんたち!写真集出版で支援の輪を広げたい。

世の中にある誤解や偏見をなくしていくために。「彼らの世界を見る視点」が「世界が彼らを見る視点」に変化を与えることを願って。
大阪で暮らすホームレスのおっちゃんたちが「写ルンです」で撮影した写真集を実現するため、ご支援と拡散のご協力を、ぜひお願いします。

3/23に大阪の認定NPO法人Homedoor(ホームドア)と写真集の出版クラウドファンディングを立ち上げました。私たちは本が持つ可能性を少しずつ広げていきたいと考えています。

以下はクラウドファンディングページに書かれた、Homedoor事務局長の松本さんの文です。

突然の失業や病気、様々な理由でホームレス状態になってしまう人たちがいます。 私たちは10年間支援活動を続けてきました。そのひとつに当事者に写真撮影をしてもらい、販売する取り組みがあり、メディアでも話題になりました。今回その写真を活用した写真集を出版することで、「支援の新たな形」をつくります。

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このプロジェクトの要点

・ホームレス状態の人たちが撮影した写真集の出版を行います。
・それぞれの独特の感性で切り取られた風景が魅力的。
・写真集にすることで、ホームレス状態の人たちの様々な支援につながる。
・2010年から大阪でホームレス支援を続けてきた認定NPO法人Homedoorによるプロジェクト。


ごあいさつ

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こんにちは。
認定NPO法人Homedoor(ホームドア)※で事務局長をしている松本浩美と申します。

わたしは12歳の時、学校のクラブ活動で大阪・釜ヶ崎※を初めて訪れ、その時にホームレス問題を知りました。「どうして路上で生活をしている人がいるんだろう」と疑問を覚えました。

少しずつ調べていく中で、住居や仕事、家庭環境など様々な要因が複雑に絡み合ってホームレス問題が生み出されていることを知りました。
誰もがホームレスになってしまう可能性のある社会でいいんだろうかという思いが芽生え、ホームレス状態を生み出さない日本の社会構造づくりを目指し、2010年に活動を開始したHomedoorに関わるように。大学卒業後も変わらず活動を続け、現在に至ります。

Homedoorでは18の個室のあるシェルター・アンドセンターの運営や年間1000人以上におよぶ新規の生活相談の対応にあたっています。

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※認定NPO法人Homedoorの公式HPはこちら
※大阪市西成区にある地区の愛称。日雇い労働者やホームレス状態の人が多い。

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● 代表の川口加奈がセブンルールに出演(2021/3/23日放送)


ホームレスのおっちゃんたちが撮影した写真

私たちは2017年からホームレス状態の人たちにカメラを渡し、日常を撮影してきてもらうという活動を続けてきました。

ごく一部ですが、現像した写真をご覧ください。

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● 彼らの世界をみる視点が、世界が彼らをみる視点を変える

おっちゃんたちが自身の視点で切り取った日常の風景には、独自の世界が広がっています。

いつもの川沿いのベンチから見る朝焼け、夜の公園、隣人の昼寝。
レンズを通してのぞいた視点がそのまま、そこにあります。

また、撮影された写真にはしばしばストーリーが存在します。
例えば「なぜこの写真を撮ったのか?」と質問すると、昔自分が大工として働いていた頃に建てたビルだったり、よく休憩をする公園に置いてあるオブジェだったり。1枚の写真からおっちゃんたちの背景にある思いもよらぬストーリーが浮かび上がります。

そして、本の売り上げはHomedoorから、ホームレス状態の人たちへの支援に役立てられます。

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世の中にある誤解や偏見をなくしていくために。おっちゃんたちの世界をみる視点が、世界がおっちゃんたちをみる視点に変化を与えることを、この写真集で表現したいと考えています。ご支援と拡散のご協力をいただけると嬉しいです。

以下のクラウドファンディングのページには写真集のことや、前身になった「Snapshot taken by Homeless」のこと、代表の松本さんの想いなども書かれています。



出版業界を新しくしたい。もっと良くしたい。読者と、書店と、友達のような出版社でありたい。「本ができること」を増やしたい。いただいたサポートは、そのためにできることに活用させていただきます。