【〆切済】 ライツ社の出版営業を募集します。
ライツ社は、2016年9月に創業した、創業6年目の新しい出版社です。拠点は、タコと明石焼きで有名な兵庫県明石市にあります。
これまでの刊行点数は33点。うち、10万部以上が2点、5万部以上が3点、2万部以上は7点。そして、重版率は67%です。料理レシピ本大賞2020大賞をはじめ、各ジャンルの書籍グランプリを3度、受賞しています。
実用書、ビジネス書、芸術書、文芸エッセイ、コミック、医学書、地図ガイド……ほか、昨年からは絵本・児童書の制作も開始し、ジャンルにとらわれることなく、社員6名で年間5〜6点ほど、自分たちが本当におもしろいと思う本だけを出版しています。
「write,right,light. 書く力で、まっすぐに、照らす。」を合言葉に、 明石から全国へ本を届ける出版営業を募集します。
●なぜ募集するのか
2021年、ライツ社に新しく編集者が入社しました。絵本・児童書の編集者です。そして2022年、いよいよ絵本・児童書を出版します。ジャンルの拡大や既刊本のヒットも伴い、営業の仕事も増えていきます。
それでも、これからも変わらず、一点一点の書籍に時間をかけて、手をかけて、心を込めて営業できるよう、新たに一緒に働いてくれる営業を募集します。
●出版営業の具体的な仕事
・書店営業
→書店に直接お伺いし、書店員さんに自社の書籍をご提案します。本の内容や実績、おすすめの展開場所や方法をお伝えし、そのお店での展開冊数を決めていきます。
・本部営業
→書店チェーンのバイヤーの方との商談です。チェーン全体で発注いただく冊数や展開の規模感、売り上げアップのためのキャンペーン施策などをご相談します。直接お伺いすることもありますが、メールでのやりとりが主です。
・取次営業
→本の卸会社である取次との商談です。 書店さんと違い、何日に本を搬入するか、全体で何冊搬入するかなど、本の流通に関わる話がメインです。
・資料作成
→個店舗や本部に提案する冊数を考えたり、初版部数・重版部数を決めるために、Excelを使って本の売れ行きを整理・分析します。
・そのほか
→上記がメインですが、それ以外にも販売にかかわるさまざまな仕事があります。 こちらは入社後、徐々に覚えていってもらえればと思います。また、ライツ社は全員が本の企画を出す出版社なので、自分の考えた企画が本になることもあります(実際に本をつくるのは編集です)。
●一日のイメージ
・書店営業に行く場合(週に2~3日を想定)
10時半~17時半で直行直帰、1日5~6店舗が目安
前日までに電話でアポとり(飛び込み営業ではありません)→ 書店まで移動 → 商談 (※出張の際は営業終了後、書店さんや取次さん、他社の出版社の方と飲み会に行くことが多いです)
・社内の場合(週に1~2日を想定)
9時〜17時半
( ※特別なことがないかぎりみんな定時で帰っていますが、未経験者ですと慣れるまでは残業が発生すると思います)
書店本部さんとメールでのやりとり、資料作成、営業&販促について営業チームで打ち合わせ、編集との打ち合わせ(新刊の内容確認、企画についての話)などがあります。どの仕事でも会議は一切ありません。社内でのやりとりは、基本的にその場で話すかLINEです。
●出版営業のおもしろさについて
営業責任者の高野が考える、出版営業のおもしろさを以下に書きます。
出版社を志望する人のほとんどが編集を希望していると思いますが、ぼくは前職の出版社での採用試験の時から出版営業を希望して入社し、いまに至ります。
ぼくがいちばんいいなと思うことは、仕事で全国のさまざまな書店さんに行くことができ、いろいろな書店員さんとお話をできることです。ほんとうにいろいろなスタイルの本屋さんがありますし、商談前後に書店員さんにおすすめの本を教えてもらうことも楽しみの1つです。本屋が好きで人と会うことが好きでしたら、とても楽しいかと思います。
もう1つ、ほかの出版社のおもしろい方とお会いしてお話しする機会がたくさんあることも好きです。 出版業界は横のつながりがとても強く、ライツ社は小さな出版社ですが、同じ規模感のところから最大手まで、会社を超えたつながりができるところが、とてもおもしろいところだと思っています。
最後に、ライツ社は小さい会社ですので、必然的に編集者との距離も近いですし、 本をつくる過程で著者の思いを直接聞く機会もあります。 編集者と著者がどのような思いで本をつくっているのか、 本がどのようにできあがるのかを現在進行形で感じ、 それを書店員さんはじめ本を売ることにかかわる方に伝えることができることは、 「これぞ営業だ」とぼくがもっともおもしろいと感じる部分の1つです。
●募集職種:出版営業 1名
●選考方法:書類選考→面接
(場合により複数回)
https://forms.gle/3HQieRXnyoqXuzTHA
●書類選考の応募〆切:2022年1月17日(月)
※延長する場合もあります
●給与・賞与・勤務地について
●勤務時間・働き方
●問い合わせ先
採用担当:高野 翔(たかの しょう)
info(アット)wrl.co.jp / 078-915-1818
※「アット」を「@」に置き換えてください
●おわりに
個人的な思いですが、たぶん(いい意味ですが)ライツ社の出版営業は泥臭い仕事です。 でも人間味にあふれています。 それは出版営業が本にかかわるさまざまな「人」に会える職種だからです。 本と本屋が好きな人だったら最高だと思います。そして、自分が大好きな本を営業できることはこれ以上ない幸せだと勝手に思っています。
出版営業とは、本を売ってくださる方に向けて、著者と編集者がつくった本の魅力を伝える仕事です。 著者と編集者がともに全体重をかけてつくりあげた一冊を、 丁寧に、全力で、大きく育てていくことがこの仕事の役割です。
それはときに、本が書店でいちばん輝くように書店員さんにご提案することであり、 ときに本の可能性を信じ見極め多くの読者に届くように初版・重版部数を決めることであり、ときに著者や編集者の言葉に心と耳を傾け、自らの情熱で包み、本にかかわる方にその思いを伝えることです。 ……なにかところどころ抽象的になってしまいました。 が、そのまま上に書いた通りのことを思って仕事をしています。
これからもさまざまなジャンルを出版する予定です。 そのすべてが自分たちで本当におもしろいと思った本です。 一緒に営業しましょう。 そして、「write,right,light. 書く力で、まっすぐに、照らす。」を合言葉に限界まで、本の、物語の可能性を一緒に見にいきましょう。
高野翔
<ここからは、ライツ社について>
●主な出版実績
●営業・販売促進について
小さな出版社ですが、各主要取次と契約しています。年間に5〜6点と絞りに絞った出版点数のため、1冊に多くの時間をかけて営業・販促を行うことができます。そのため、書店とコミュニケーションを取る時間を十分に確保でき、店頭で大規模な仕掛け展開をしていただけることが特徴です。
また、SNSで話題となる仕掛けをつくることで、テレビをはじめ、新聞・ラジオ・ウェブメディアなどに多数取り上げられているのも特徴です。結果、重版率67%という業界平均を大きく上回る実績をつくれています。
発売から1年以上経ったあと重版した書籍も半数近くあり、長く営業・販促をしていくことも特徴です。