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花芽と葉芽の見分け方|平屋私庭日記#13

この冬は高知県の牧野植物園に行ってきた。日本の植物学第一人者である牧野富太郎さんゆかりの植物などが、3000種類あるって記載されてたのが分かるくらい、広大な敷地にたくさんの植物たちがいてました。今回は時間の都合でさっと見て回ったけれど真剣に見るには一日で足りないところだったなぁ!

写真の温室は見たことない植物や知ってるれどサイズが規格外に大きくて驚きの連続!これは是非オススメしたい場所!

改めて考えてみると植物園っていろんな種類の植物がたくさんあって、触れるし匂いかげるし写真撮れるし見たことない刺激的な植物だらけ。休憩にカフェテラスもある。これって美術館とかより楽しめる幅が広いかもです。
しかも春にはピクニックできるエリアが新設されるみたい。この植物園の四季それぞれの状態を見てみたいなって気持ちが湧いてきたので、行ける時はできるだけ訪れてみよっと。

花芽と葉芽の見分け方

関西ではいよいよ春の芽吹きが始まるんじゃないかってくらい蕾がポンポンに膨らんできてる。芽吹きは年に一度しかないから、逃すとまた一年待たなければならない。だから一年の中でもこの時期はかなり集中して植物を観察したいと思ってます。

前回「芽を見つける目」で植物の芽が潜んでいるところを紹介しました。そして今回はその植物の芽には花芽葉芽があって、分かりやすいものは見分けることが出来るので紹介したいと思います。

花芽はまるく、葉芽はとがってる。

サクランボの木で見分けると分かりやすい

白色矢印で指しているのが花芽、丸くて今にも開きそうな芽もいてる。そして黄色矢印が葉芽、とがっててまだ小さい。こうやって見比べて見ると形が全然ちがう。

花芽と葉芽の見分け方として花芽は丸く葉芽は尖っている。よく聞く芽の基本的なお話だし大体はそうだと思う。だけどそうでもない芽もある。

これはジューンベリーの芽。とがっているから葉芽かと思ったら花芽だったりする。ここから白い花がたくさん咲いてくる。

職人になって芽の位置を知って、次はその芽が花見なのか葉芽なのかを見分けなければならない。そこがなかなか難しい。

ブルーベリーの若い枝の先端。この丸い芽は花芽。

単純に植物一つ一つの成長を覚えていくのが手っ取り早いけれど、今の僕の経験値から分かっていることは「丸い芽は花芽でほぼいける」ということ。とがってる芽はどちらか分からない怪しい芽が多いけれど、丸い芽は今のところほぼ花芽の経験が多い。

記事を書いてる間に蕾が動き始めた!わくわくするなぁ!よーく見ると丸い花芽だけが動き出して、とがった葉芽はまだまだ待機中。

やっぱり丸い芽は花芽でほぼいける。てか数日でここまで動くとは、春の芽吹きは見ててやっぱり面白い!来週あたりにはお花見できるかもです。

もし来年もこのコラムを書いていたらもう少し芽について深く掘り下げて説明出来るようになっていたいなぁ。その為にもこれからの芽吹き観察が忙しくなってきます!

最後に

職人の世界は経験値がかなりのウェイトをしめている。年に一度しか訪れない四季を相手にしているから10年職人を務めても10回しか経験することができない。だからこの植物たちが芽吹く時期は動きを知る貴重な時間だと思ってます。職人歴5年の僕は5回しか庭師として植物の芽吹く時期を経験してなく、まだまだ若手だからこそこの芽吹き観察はカナリ貴重な経験になると思ってます。

そんな数少ない経験を超特急で積んでいきたいって考えると、僕が所属するグリーンスペースにはいい環境が整ってる。庭の年間管理が約90件あるので単純に90回春の庭に入ることができる。一年を通してお手入れに入る件数は300件を超えるはず。数字じゃないところはあるけれど、回数を積むことは職人として間違いなく経験値がついてくると思ってる。

そうそう、先日の朝いつものようにカーテンを開けて庭を覗き込むと白猫が寝てた!ちょっと目があってまたすぐ丸まって寝ちゃいました。外は寒いだろうしこの庭なら風もなく外敵もなくマルチングがふわふわしてて暖かいだろうからそっとしておいた。やば可愛いなぁ。猫好きとしてはめちゃくちゃ可愛いシチュエーション、また眠りに来てくれないかなぁ。

定点写真#13。写真右側にちょこっと植物を加えた。一度枯れてしまったクロモジ。やっぱりレイヤーが重なると奥行きが出る、今回は枯れないでほしいなぁ。

GREEN SPACE 若手庭師 中山 智憲

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2016年9月7日に創業しました。まだまだヒヨッコです
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2016年創業。海とタコと本のまち「兵庫県明石市」の出版社です。writes.right.light「書く力で、まっすぐに、照らす」を合言葉に、ジャンルにとらわれず本をつくっています。 https://linktr.ee/writes_p
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