スクリーンショット_2018-05-30_10

ご挨拶

 2016年9月7日、出版社を設立しました。
 大切なことは創業した今の気持ちを忘れないことだと、ふと思ったので、立ち上げにあたっていただいた言葉を一部ここに書き留めておくことで、代表挨拶に代えさせていただきます。

「おじさんはやめておいたほうがいいと思うなあ。一時よくても、続けるのは大変だぞ。毎年がギャンブルだ。お金のプレッシャーを感じるとつくる本がおかしくなっていく」(某出版社の取締役)

「僕は嬉しい。こんな時代にこんな無鉄砲な人たちがまだいたんだって」(広島の書店員さん)

「大丈夫、私たちのグループが続かせる」(京都の書店マネジャー)

「仕事ゼロになって会社潰れてピンチになったら転職先一緒に探しますからね!笑。まぁ、冗談はさておき本当に応援しています!お互い、世の中をより良くするために異なるアプローチで努めていきましょう!」(作家さん)

 ほかにも、たくさんの言葉をいただきました。
 また、創業メンバーとなってくれた2人は、こう話してくれました。

「ここには夢があります」
「ここで働くことを断る理由があるとすれば、何か決定的にダメなことがあれば……と思いましたが、何もありませんでした」

 これから、私たちがつくっていく本は、旅の本、物語の1ページ目となる本、小説、図鑑、実用書、知らないことが身近になる本、などさまざまです。
 ですが、出版業をとおして、やりたいことはひとつです。

 「write」「right」「light」。
 書く力で、まっすぐに、照らす。

 本とは、凍りついたこころを解(と)かす光です。
 それは、人が悩みもがくときに導いてくれる明かりかもしれないし、新しいアイデアが浮かぶ瞬間のひらめきかもしれない。その胸の中に生まれる小さな火かもしれないし、温かい木漏れ日や友達の笑い声のようなものなのかもしれない。
 そう考えています。

 ライツ社を一緒に立ち上げた営業マンが言っていました。

「2016年9月7日の夜は雷雨でした。この時代に出版社をつくるということは、雷雨の中歩き出すようなものだとはわかっています。ただ、悩みましたがやっぱり僕は、自分がおもしろいと思える本を、好きな場所で好きな仲間とつくり、大好きな本屋さんに届けて、読者に読んでもらいたい」

 私たちが挑戦し続けること自体が、多くの方にとって明るいニュースになることを信じて。 
 「write」「right」「light」。書く力で、まっすぐに、照らす。もしも今日のみなさんの一日が設立の夜のような雨の日のありようだったとしても、3つのライトでそのこころを照らしたいという気持ちを掲げて、「ライツ社」は始まりました。

代表 大塚啓志郎
(弊社HP「代表挨拶」より抜粋)

どんな本をつくっているのか?

創業から2年が経ち、名言集・ブックガイド・ビジネス書・哲学書・ビジネス書・旅行書・写真集などを出版していますが、私たちにとって「ジャンル」はもはや意味をなさず、つくっていく本に制限はありません。

自分たちがおもしろい!と思った本を、「人の心を照らす」という合言葉にそぐう本を、まっすぐにつくり続けていきたいと思っています。

これから出版予定の本

2018年12月現在、下記のような本を制作しています。どうぞ楽しみにお待ちください。

『僕たちは「もう帰りたい」(仮)』
著:さわぐちけいすけ

人気漫画家が描く、「働き方改革」に戸惑うビジネスマンの葛藤の日々を表現したコミックエッセイ。「頑張ろう」より「別に良いのか」。いい意味で、肩の力が抜ける一冊です。

『0才から100才の広告コピー(仮)』
著:WRITES PUBLISHING

0才から100才まで、その年齢にぴったりの広告コピーを紹介します。入学、卒業、就職、結婚、出産、出会い、別れ……。生まれてから死ぬまでのさまざまなステージを思い出したり、未来を思い描いたり、これからの人生を大切にするきっかけになれば幸いです。

『自分ことわざじてん(仮)』
著:ひろせさくらこ

著者は小学4年生。「てつだいがこうかいにかわる」など小学生の視点でつくられたオリジナルなことわざがいっぱい。その視点が大人の心に深く突き刺さる一冊。

ご意見・ご感想などはこちらへお気軽に!


いいなと思ったら応援しよう!

ライツ社
出版業界を新しくしたい。もっと良くしたい。読者と、書店と、友達のような出版社でありたい。「本ができること」を増やしたい。いただいたサポートは、そのためにできることに活用させていただきます。