福井のみそ屋さんが勝手に始めちゃった「文学賞」のすごい舞台裏!
「みそ屋大賞」って知ってますか? ん? 日本でいちばん美味しい味噌屋さんを決めるコンテスト?
違うんです。これ、「本の賞」なんです。
すごくざっくり言うと、「福井県の老舗みそ屋さん『米五』が、従業員教育の一環として、“本家”本屋大賞のノミネート作品の中から独自に1位を決め、勝手に表彰を続けている」という賞。6月には福井新聞からこんな記事が出ていました。
米五がことし「一番味わい深い本」としてみそ屋大賞に選んだのは『さざなみのよる』木皿泉(河出書房新社)。
賞を勝手に選び、これまた一方的に感想文と賞品の「盾」を送ったところ、なんと今度は河出書房新社から依頼があり、重版分の新たな帯紙に「みそ屋大賞」のコピーが使われることになった、という。
なんだこの話! おもしろすぎる! ということで、米五の社長、多田和博さんにその舞台裏を聞いてみました。
取材:佐藤実紀代(フリー編集者)
↑社長の多田さんと社員の横濱さん
佐藤 基本的なところからお伺いしていきたいんですけれども。みそ屋大賞を始めたきっかけですね。いつから始めたんですか?
多田 2014年じゃないですかね。14、15、16、17、18、19。今回で一応、6回目ですから。
佐藤 2014年ですね。今年で6回目。ちなみに、どなたが「やろう」っていう声を上げたかってはっきりしてるんですか。
多田 もともとは社内の勉強会で本を読むという機会があったものですから、それで「読み合うっていうのもいいけど楽しくやろうよ」って話があって。楽しくやるためにはわれわれで勝手に(賞を)決めちゃおうかって、そういうふうに言ったと思いますけど、みんなノリノリで、盾つくって贈っちゃおうか、とか。
佐藤 じゃあ、最初から盾、つくって。
多田 1回目から盾、贈ってます。作家さんは持ってるはずです。
佐藤 最初から勝手に贈っちゃおうっていうことで。
多田 ええ。そういうふうに企画しちゃって。とにかく、あっち(本屋大賞)の正式発表の後にやるわけにいかないんで、1週間早くこっちは発表して送りつけちゃおうって。
佐藤 本屋大賞よりも。
多田 うん。発表されてからじゃ、つまらないんで。
佐藤 それはそうですよね、確かに。
多田 本屋大賞のノミネート作品を読もうっていうことにしたっていうのが始まりなんですよ。いろんな本の勉強会がありましたけど、例えば自由図書であったりとか、分厚いビジネス書みたいなのをみんなで回し読みする、順番に読むって企画があったりとか。いろんなことを昔はやってたんですけど、そういうノウハウも悪くはないんですけど、ちょっとあんまりビジネス本、読むのやめようか、ビジネス本禁止令みたいにして。
訳の分からない本を読む、「この子こんな本読むんや」とか「こんな感想持ってるんか」っていう、お互いを知るきっかけにはなるのかなって。でも「本を選ぶのも大変だから本屋大賞のノミネート本読むか」って話で、どうせなら「みそ屋大賞やっちゃおう」って話になったんでないかなと思います。
(意外としっかりしていた)みそ屋大賞のルール
対象作品:毎年1月に発表される本屋大賞ノミネート10作
1.各自「ノルマ本」1冊を含む3冊以上本を選ぶ。
2.10作の合計ページの3分の1以上になるように選ぶ。(つまり、仮に300ページの本が10作品だったとすると、合計ページは3000ページ。で、その3分の1は1000ページ。自分が選んだ本の合計ページ数が1000ページ以上になるように選ぶということ。)
3.自分の読んだ本が4冊の場合は3、2、1、0点を付けて投票。総得点が高い本が「みそ屋大賞」に選ばれる。
佐藤 当時はみそ屋大賞を決めるときの人数は、どれくらいで?
多田 10人近くいたんじゃないですかね。
佐藤 で、みなさん少なくとも3冊くらい…。
多田 当初はあまり規定がなくて好きに読んだんですけど、みんな薄い本、読むんで。薄い本が上位に行きやすいんですよ。読まない本は0点ですから。読んだ本は最低でも1点もらうとすごい上に行っちゃいまして。「みんなこの本全然好きじゃないのに上位に来ちゃってる、おかしいよね」って話になって、それから何冊じゃなくて、ノミネート本が全部で1200ページあったら、3分の1の400ページを読むと。
佐藤 そういうことか、3分の1っていうのは。なるほど。
多田 確か4年ぐらい前に、1人1冊の「ノルマ本」も決まって、あなたは必ずこれを含まなあかんっていう決めごとをして、だんだんルールも変わってきました。
佐藤 毎年ブラッシュアップしていったっていう。
多田 前は「0点」もなかったんで。そこら辺はいろいろいつも議論してるとこですわ。選ばれただけで点数が高いんじゃないかって話もあるんですけど。「読んでみたらおもしろくなかった」っていうのは、「じゃあそれ1点入れていいんか」「読まない本よりも魅力があったんか」とか、そういうのもあって。
正直言って今回も、1人当たりの平均点は『そして、バトンは渡された』瀬尾まいこ(文藝春秋)が高かったです。本屋大賞と一緒です。だけど読んだ人数が多かったんやと思うけど、『さざなみのよる』が勝ちました。去年も1人当たりの点数の評価が高かったのは『かがみの孤城』辻村深月(ポプラ社)だったんですけど、うちでは2位でした。
出版社からの反応はどうだった?
【みそ屋大賞 受賞作】
第1回(2014年)柚木麻子さん『ランチのちゃんアッコちゃん』(双葉社)
第2回(2015年)柚木麻子さん『本屋さんのダイアナ』(新潮社)
第3回(2016年)宮下奈都さん『羊と鋼の森』(文藝春秋)
第4回(2017年)恩田陸さん『蜜蜂と遠雷』(幻冬舎)
第5回(2018年)今村昌弘さん『屍人荘の殺人』(東京創元社)
第6回(2019年)木皿泉さん『さざなみのよる』(河出書房新社)
【本屋大賞 受賞作】※2014年以降
2014年 和田竜さん『村上海賊の娘』(新潮社)
2015年 上橋菜穂子さん『鹿の王』(KADOKAWA)
2016年 宮下奈都さん『羊と鋼の森』(文藝春秋)
2017年 恩田陸さん『蜜蜂と遠雷』(幻冬舎)
2018年 辻村深月さん『かがみの孤城』(ポプラ社)
2019年 瀬尾まいこさん 『そして、バトンは渡された』(文藝春秋)
佐藤 出版社としては、かなり嬉しいと思うんですよね。
多田 そうですかね。
佐藤 かなり嬉しいと思いますこれ。出版社としては。
多田 最初やったときは冗談で盾を贈ったんだけど、「こっちも冗談ですから」ってやってたら、編集長からお礼の電話がかかってきまして。「すごく、もう本屋大賞より嬉しいです」ってお世辞言ってくれたんです。2回目もお礼があって、3回目は宮下奈都さんでした。
佐藤 ああ。『羊と鋼の森』文藝春秋ですね。
多田 お返事をお店に来て手渡ししてくれて。宮下さんは第3回のみそ屋大賞なんですけど、1回目も2回目もみそ屋大賞に選ばれた作品は本屋大賞に選ばれてなかったんです。そういうジンクスがあるので、「宮下奈都さん、これで本屋大賞ないんですけど」「いや、みその方が嬉しいですから」なんて話してました。
第4回は恩田陸さんのあれですね。『蜜蜂と遠雷』幻冬舎。あれも本屋大賞と被ったんです。次の第5回の『屍人荘の殺人』東京創元社の今村昌弘さんも福井に来られてね。この間、講演されて、うちにランチ食べに来られて。
佐藤 感想文と盾を送るとき、おみそも一緒に送られていると思うんですけど、「おみそ食べました」とか、そういったことってあるんですか。
多田 それはないですかね。まあ「分けてください」とは言ってるんですけど。みそは作家さんと編集さん2人で分けてくださいって。作家さんの住所がわからないものだから出版社に出さざるを得ないんですけど。
最初の『ランチのアッコちゃん』柚木麻子(双葉社)のときは検索したら担当編集者の名前まで分かったんで、その人宛てに送りました。あとはもう本の名前と編集殿って書いてしか送りようがないので、どなたに届いてるかわからないです。
感想もなるべく普通に、ばーって書くんじゃなくて、『屍人荘の殺人』のときは、顔写真付きで感想書いたんですけど、みんな顔はゾンビの顔に変えて、『ランチのアッコちゃん』のときは全員ランチつくってきて写真撮って「わたしの弁当はこうです」って言って感想書きました。
佐藤 すごい。そこまでやってるんですか。
多田 その本の内容に合わせて。『屍人荘の殺人』の感想は確か作家さんがツイートしてくれたんですよ。
佐藤 そのアイデアも社員さんから出るんですか。
多田 そうかな。毎年やってっから、あれじゃないですかね、何かやらなあかんと思って、何か合わせてやらなあかんって思ってるんじゃないですか。去年ゾンビやったのに今年、普通ってわけにはいかないでしょ。
佐藤 盾は毎年同じ?
多田 そうですね。ちょっと今年はデザイン変わりましたけど、だいたいそんな感じでクリスタルなやつでやっています。
みそ屋大賞が帯に採用されちゃった
佐藤 『さざなみのよる』は?
多田 5月の連休明けぐらいに連絡があって、「今度、帯を印刷することになった」っていう話が来て。
佐藤 この写真はもう印刷された後の?
多田 そう。送られてきたやつです。
佐藤 出版社さんからの言葉というか感謝っていうのはあったと思うんですけど、こちらから感想をお伝えしたときにはどんな反応されるんですか。
多田 今回はちょっと長い文章で、メールで送られてきて、載せる許可の話とかもしました。向こうの出版社でもすごい喜んで、社内で発表したら社長自ら感動して帯が決まったって話も聞いたんで、それぐらい喜ばれたって話らしいんですけど。
佐藤 この帯の感想はどなたか社員さんが選ばれて書かれた?
多田 向こうに送った感想の中から選ばれたっていう。
芥川賞みたいに料亭で選考会やりたいなあと思ってたら市立図書館ですることになった
佐藤 あと、福井市立図書館で選考会を公開。
多田 そうなんですよ。それも2回くらいやって。第5回目からお声掛けいただいて。去年、今年ってやってるんですけど。
佐藤 図書館側からの声掛けなんですか。
多田 そうですね。勉強会ですからその前は社内でやってたんですけど、あれだよねって話して、「芥川賞みたいに料亭で。最後の日は料亭行くんだよね」って話をし始めて、「料亭行かれんでさ、前田屋いちりん(福井の居酒屋)でやろうさ」ってしてたんです。それを今度、「図書館でやらんか」って話になって。
「それいいですね、社員のプレゼンの勉強にもなります」ってことで、1人1冊ノルマ本を発表するようになったんです。本を紹介して、市民の方が、「どれがみそ屋大賞になるか」っていうのを想像して、当たった人にみそプレゼントしてるんです。
佐藤 図書館のときは周りでギャラリーさんが見ているなかでやるわけですよね。
多田 市民の方がいらっしゃる。少ないんで30人くらいかな。まあ、社員は緊張してるかもしれませんけど。でも、だんだんうまくなりましたよ、みんな。自分の会社の人間褒めるのもあれだけど、本当にみんなうまくプレゼンするんで。みんなだまされて市民の前に出されて、この野郎、という雰囲気で。「絶対この本、好きじゃねえよな」と思いながらうまく説明して。
佐藤 でもおもしろいですね、本当に。
実際、社員の人はどう思ってるんだろう?
佐藤 これまで全部参加されている社員さんはいらっしゃるんですか。
多田 6回ともってことですか。何人もいますよ。
佐藤 もともと本が好きで読んでたってことはないですか。
多田 ないと思いますよ。知らないけどないと思います。みんな嫌々、苦労しながら。
佐藤 苦労。そっか。でも最低でもけっこう、読まないといけないですよね。
多田 そうですね。3冊、4冊はみんな読んでいるんじゃないですか。
佐藤 じゃあ、もうそのときだけじゃなくて。
多田 12月の読書会は「本屋大賞のノミネート本を予想する」という読書会なんです。「来月の本屋大賞、これが選ばれるんでないか」って本をみんな持ち寄って、感想を言うんですよ。
中には内定者も参加するんですけど、学生だった子が『君の膵臓をたべたい』住野よる (双葉社)を持ってきて。全然、理解できなくて、何これ、このタイトル。でもちゃんとノミネートされて、「いや若い子の感性には勝てんわ」と思って。「こりゃあかんわ引退や」って。冗談で選んできたんだと思ったんだけど、ちゃんとノミネートされてるんで嫌になっちゃう。
佐藤 逆にそれはいい風になりますよね。新しい風って言ったら変ですけど。
多田 まあ、そうですね。今年は内定者入れるかわかんないけど、入れば参加すりゃいいけどって感じで。あんまり学生生活の負担になっちゃいけないから。
佐藤 本があまり好きじゃなかったけど、これをきっかけで好きになった方とかはいらっしゃらないですか。
多田 いるんかな。聞いてみたことないからわかんないけど。どうだろう。社員どうか誰か聞いてみるか。あの子聞いてみるか。横濱さん。
佐藤 こんにちは。
多田 本読むの好きじゃなかったかって。
横濱 本読むの、もともとですか。ちっちゃいときは絵本とかよく読んでたんですけど、学生のときってのはあんまり読んでなくて。この会社に入って、そういった機会があって読むようにはなっています。今は勉強会の前とか、そういうときはちゃんと読むんですけど、何もないときだとすごく遅いペースで。
佐藤 ちょこちょこ読んではいる、みたいな感じですかね。
横濱 週に1日とかのペースになります。毎日は読めないです。わたしは。
佐藤 選考会がある前って、みんな、がーって読んでる感じなんですか。
横濱 そうですね、その前だと家、帰ったときとかお昼休みとかにも読んでるような感じですね。
多田 1月から3月はな。
横濱 はい。1月から3月は。
選考委員のプレッシャーが思ってるよりすごかった
多田 1月から3月にかけて3冊から4冊は読まなあかんのですから。しかも本屋大賞のノミネート発表が1月下旬に変わったからな。1月上旬やったのに。8日ぐらいに発表されて丸々3か月ちょっとあったのが、もうない。二十何日発表になっちゃったから。3月末までにやろうっていう、3月二十何日にはもうプレゼンせなあかん。2か月よ、実質。
佐藤 年度末で忙しいんじゃないですか。
多田 関係ないです。
佐藤 じゃあ、みそ屋大賞に向けてみなさん読んでプレゼンの準備をして。
横濱 そうですね。
多田 12月に当てなあかんねんな。予想本、当てるといいよね。アドバンテージになる。
佐藤 当たらないとさらに増える。
横濱 増える。増えるって言っていいかわかんないですけど、そうですね。
佐藤 読んだけど、違うの、また読まなきゃいけないってことですね。
横濱 そうですね。
佐藤 みんな必死で当てにいくんですか。
横濱 12月のときはどうですかね、わたしはその年に出た本とか、土曜日の朝やってる『王様のブランチ』(TBS)、あれのブックコーナーで。
多田 可能性高いな。
佐藤 確かに。
横濱 あれで出たやつ。わたしが内定者のときに当てた回は、そこで紹介されてたやつを。
多田 確かに『王様』は多いわ。
横濱 定期的に見てるんで、そういえばああいう本あったなっていうので。
佐藤 リサーチ。
多田 あとあれもあるな。何だっけ。「週刊文春ミステリーベスト10」やったっけな。あれは必ず入るんだわ。今回は初めて入らんかったけど。この1位は必ず本屋大賞にノミネートされてるイメージ。
佐藤 本屋さん行く回数、増えましたか。
横濱 本屋さん行く回数。増えたと思います。
佐藤 入社される前と比べて。
横濱 そうですね。
多田 今回、当たったっけ。
横濱 今回、当たらなかった。内定者のときに当ててからは…。
多田 あれからもうダメ?
横濱 あれからダメですね。けっこういいとこチョイスしてると思うんですけど。
多田 学生の鋭い感覚が薄れてる。社会の荒波に…。
横濱 薄れてるかもしれないですね。
多田 薄汚れた社会人になって。純粋な学生のときの気持ちをもう一回、思い浮かばせないとダメだね。
横濱 今年はそのときを思い浮かべて。当てられるといいなと思います。
みそ関係ない、全然、関係ない。
佐藤 来年もまた公開されるんですかね。
多田 どうでしょう、たぶんするんじゃないかと思いますけどね。特に具体的には言ってないですけど。
佐藤 めちゃめちゃ見てみたいです。なんか静かな戦いですよね。何ていうか。戦いっていったらあれですけど…。
多田 社員も15人になっちゃって全員発表ってわけにいかないので、10人選ばれた人が発表して、司会進行係とかいろいろ係があって。新人さんはみんな発表すると思いますけど。
佐藤 楽しみ。楽しみ。
多田 うちを受けたい人も聞きに来てますんで。3月末にやるとちょうど採用試験だったり、4月から入社するっていう人がけっこう聞きに来てくれるんですよ。
横濱 異様な緊迫感はありますね。
多田 緊張するよね、けっこうね。
横濱 緊張します。
多田 発表するのはね。
佐藤 でもいいですね、その対象が本っていうのが。みそじゃないんだって。
多田 みそ関係ない。全然、関係ない。
佐藤 本当に純粋におもしろかった本を決めようってやってて、みそのことを広めたいっていうことはあんまりないんですか。
多田 全然ない。全然、関係ないんで。何も考えてないんで。単に「楽しく勉強したら」って話なんで。
(了)
(佐藤の所感)
米五さんはみそ屋だが、「味噌」という枠にとらわれず、「どうせやるなら楽しいことを」をモットーに、柔軟にアイデアを形にしている。「みそ屋大賞」も、そういったワク ワクする思いつきを、いかに自分で生み出せるか。業界の枠を越えて展開する自由さ、可能性を信じてみたいと思えた。
「みそ屋大賞」も特に、 本のために行なっている事業ではないが、結果的に活動が出版社や本という文化の活性化につながっているのが素晴らしい。
また以前、別件で米五さんにお話をお伺いしたとき「180 年以上長きにわたって家業を続け、いつの時代も変わらないと思ってもらえるのは、 常に変化し続けてきたから」という言葉を残されており、軸を守りながらも、時代を見ながら変化することを恐れない勇気が必要だと感じた。
(この記事が掲載に至った経緯について)
この記事は、福井在住のフリー編集者:佐藤実紀代さんの取材によるものです。6月初旬に福井新聞のニュースを見たライツ社(兵庫県明石市)が「舞台裏を記事にしたいな」「でも遠いな…」と思っていたところ、営業マンの知人だった佐藤さん(福井在住)に相談すると取材を快諾してくれました。
こんなふうに、自分の周りにある出版業界の明るいニュースを、そこにいる人がその手で書く。そんな業界紙にしていきたいと思っています。
佐藤さん、米五の多田さん、横濱さん、本当にありがとうございました!