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【10月17日】認知症についてご本人の声から学ぶオンライントーク@丸善丸の内本店

ライツ社から、まるで「ご本人の頭の中を覗いているような感覚」で、認知症のことを楽しみながら学べる一冊が9/15に発売されました。

その発売を記念して、著者である筧裕介さんと、文筆家であり「レビー小体型認知症」当事者の樋口直美さんをゲストにお招きしてトークイベントを開催します。

(申し込みはこちら)

旅人の声を聞こう

本書はとにかく、「本人」の視点で認知症を知ることを目指した本です。認知症のある方(認知症世界を歩く旅人)の心と身体には、どんな問題が起きているのか。ご本人が感じていることをより多くの人に理解してもらいたいという思いから、ゲストに樋口直美さんをお招きしました。

当日は日常生活でのトラブルが、ご本人視点でどのように起こり、工夫されているのか語っていただきます。

10月17日 (日) 14:00〜 オンラインで開催。書籍付きチケットもありますので、ぜひご参加ください。

(イベント詳細)
いまやだれにとっても他人事ではないこのキーワードを学ぶために、認知症のある方ご本人の声を聞くこと以上に価値のある方法はないのではないでしょうか?

まるで「認知症のある方ご本人の頭の中を覗いているような感覚」で、旅行記を読むように認知症のことを学べる本『認知症世界の歩き方』の出版を記念して、文筆家であり「レビー小体病」当事者の樋口直美さんをゲストとしてお招きし、著者・筧裕介さんとのトークイベントを行います。

本書の著者であり、「ソーシャルデザイン」の第一人者である筧さんは、約100名の認知症のある方ご本人へのインタビューを重ね、こんな結論にたどり着きました。「いま世の中にある認知症に関する情報の多くは、どれも症状を医療従事者や介護者視点の難しい言葉で説明したものばかりで、肝心の「ご本人」の視点から、その気持ちや困りごとがまとめられた情報が見つからない。この大切な情報が不足していることが原因で、知識やイメージに偏りが生まれ、ご本人と、周りの方の生きづらさにつながっている。」そんな課題意識から生まれたのが、本書です。

ゲストの樋口直美さんは、自らの幻覚やさまざまな認知機能障害を客観的に分析して本を書くなど情報発信を続けられ、『認知症世界の歩き方』では、監修をされています。

そんな2人のトークから、これまでなかなか理解できなかった「身体とこころのふしぎ」を、いつもとは違う角度から学べるイベントです。


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