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ライツ社応援の声

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ライツ社の本やライツ社の活動などについて思いを綴ってくれたみなさんの投稿をまとめています。
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#推薦図書

言葉の文化祭のよう! <毎日読みたい365日の広告コピー ライツ社>

毎日読みたい365日の広告コピー ライツ社 読書感想文を書くたびに「です・ます調の敬体」か、「だ・である調の常体」にするか悩みます。一般的に読書感想文は後者となっているようですが、個人的には前者のほうが書きやすくて好んでいます。 さて、広告はどうかと言うと、短文で伝えるがゆえに後者かと思いきや本作を読むとそうでもないようです。文体はこだわることなく、伝わるコピーであればどちらでもいいのですね。 本作では、タイトルのとおり365ものコピーが紹介されていますが、私が惹かれた

哲学入門書の紹介

立正大学文学部哲学科のフェイスブックページに掲載した、哲学入門書の紹介を転載いたします。 (1) 物語形式の哲学入門書  まずは比較的楽しく簡単に読むことができる、物語形式の入門書を三冊紹介いたします。 ①原田 まりる『ニーチェが京都にやってきて17歳の私に哲学のこと教えてくれた。』 ダイヤモンド社  現代に転生(?)したニーチェと議論することで成長していく姿を描くジュブナイル小説。イケメンのキルケゴールや大学教授のハイデガーも出てきます。 ②さくら剛『(推定3000歳

段ボール箱、80か90

ライツ社様の本棚リレー、いいなあ、楽しかろうなあ、と思いながら、いやお前もやりゃいいじゃん、リレーすればいいじゃん、ということにもなりますし、だがあたくしの保有する本がですね、引っ越し作業中ということで段ボールにけっこう入れてしまって。 こんなんなってて。業者さんには段ボールを大小100個以上もらってやってる。そのうち80か90は本の箱になりそう。いま手元にカメラがないんでiPadで撮ってるんですけど、画質悪いですけど無理やり参加してみます。 まだ段ボール箱に入れてないも

ほんの少しでもマネジメントやってるなら、絶対に読んだらいい。

しゅんしゅしゅんです。 「うちの会社は働き方を改革します」「残業を削減します」「社員の満足度をあげます」。上からは号令がふってくる。 なのに、会社の業績目標は変わらない。メンバーの成果目標も下げてはいけない。業務効率を良くし、社員のモチベーションを高く維持しなければならない。自分が持っている数字もある。 「できるかい」 できるならとっくにやっている。マネジャーは神なのか。そのジレンマに対して、下からは容赦なく突き上げがくる。「無理です」「どうすればいいんですか」「そも

全員が忠誠心ある組織はさぶい。

しゅんしゅしゅんです。 100%の忠誠心なんて求めない。 100人100通りの距離感を受け入れる。 サイボウズ社が捨てたマネジメントに関する6つの理想の内の一つが100%の忠誠心。価値観が多様化する現代で、100%の忠誠心を求めるのは不可能とし、100%の信頼を築くのをあきらめた。 忠誠も信頼もあるかないかの2択ではなく、あくまでグラデーションとして存在するものだ、としたらしい。とはいえ会社が掲げる理想への共感が0%ではチームにならないので、少なくとも理想には共感してい

【読書感想】「最軽量のマネジメント」山田理

最軽量のマネジメント(サイボウズ式ブックス) 「これからのマネジャーはどうすべきか」という重荷ではなく「どうすればマネジャーの仕事を減らせるのか」という軽やかさを示したい。本書は、寄せられた過度な期待と責任から、マネジャーを解放するための本です。 「BOOK」データベースより この本の概要ここ最近、読書熱が復活してるんです。 で、とりあえず、まずは入手しやすいものってことで、会社にある会社の人絡みの本を読んでおりました。 社員シリーズのトリを飾るのが副社長おさむさんの

広告コピーが「ずっと読まれる」理由とは? ー『0才から100才の広告コピー』によせて

これは『0才から100才の広告コピー』という本の書評なんだけど、ちょっと最初に告白しとくと、私は広告というものが……そんなに好きじゃなかった。 だって自分の買うものは自分で決めたい。面白いドラマの合間に入るCMも、パソコンの画面にちらちらうつる宣伝バナーも、電車でやたら脱毛と英会話を喚起するポスターも、必要ないよ、と思ってしまう。欲しくないものがざらりと視界に入ってくるのはストレスだ。ほら買いたいだろ、って言ってくる広告たちには、そう言うきみたちはこの商品を欲しいと思ってん

「たぬきはもう帰りたい」日々、たぬき。

トキです。   さわぐちけいすけさんの「僕たちはもう帰りたい」を購入&読了しました! 購入はこちら。 ライツ社からの出版。   さわぐちけいすけさん自体は存じ上げていて、Twitterやらで漫画を拝見していました。 購入のきっかけになったのは、この本にも収録されているこの話。 辛い。辛すぎる。今の自分の仕事に割と近い感じで、板挟みに合っている女性の気持ちがわかりすぎて辛い。 偉い人のだいたいは、思い描くデザインを語源化するのがとても苦手だよね。 そしてな

#7 広告コピーって、すごいね

こんにちは! 毎週金曜日開館の【Vivid Books】へようこそ! 今日もかなりテイストが独特な本をご紹介します。 心を落ち着けたり、発想を豊かにしたり、勇気をもらったりと、気軽に心を育める一冊です。 目次 1.今週の一冊 2.内容 3.学び・気づき 4.さいごに 1.今週の一冊タイトル:毎日読みたい365日の広告コピー 編者:WRITES PUBLISHING 出版:ライツ社、2017 2.内容この本はタイトルの通り、1ページごとに何月何日という日付が割り振られ