マガジンのカバー画像

ライツ社応援の声

46
ライツ社の本やライツ社の活動などについて思いを綴ってくれたみなさんの投稿をまとめています。
運営しているクリエイター

#私の仕事

ぶかぶかの衣装ー「売上を、減らそう。」を読んで考えたこと

どんなに売れても1日100食限定のお店「佰食屋」。その理念やビジネスモデルについて書かれた「売上を、減らそう。たどりついたのは業績至上主義からの解放」を読みました。以前、小売業のバイヤーとして働いていた時に疑問に感じていたことと合わせて、今回読んだ本の感想を書きたいと思います。 【今回読んだ本】 1.「佰食屋」について佰食屋さんは、京都にある小さな定食屋さんです。当初のメニューはこだわりのステーキ丼のみで、1日100食を売り切ったら営業は終了。なので、早く売り切ればその分

社員を犠牲にしてまで、追うべき数字なんてない

構成を担当した中村朱美さんの著書『売上を、減らそう。たどりついたのは業績至上主義からの解放』が6月14日に発売されました。 著者の中村朱美さんは、株式会社minittsの代表取締役。京都で「佰食屋」という飲食店を経営されています。ステーキ丼、すき焼、肉寿司とそれぞれ異なる業態を3店舗、そして今月「佰食屋1/2」という新たなコンセプトのビーフライスとキーマカレー屋さんをオープンされたところです。 今回の書籍も、前回のピョートルさんのときと同じように、“未来を変える”プロジェ