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ライツ社応援の声

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ライツ社の本やライツ社の活動などについて思いを綴ってくれたみなさんの投稿をまとめています。
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#読書感想文

#ネタバレ無『社会の変え方 日本の政治をあきらめていたすべての人へ』/明石市長・泉房穂【ライツ社】(人生を変える読書感想文)

読書すると同じ本読んだ人はどんなことを感じたのか気になりませんか? 私は気になっちゃうので、今までは自分の心で止めておくことが多かったものの、どんどん書いちゃおうと思います。 私なりの視点での感想なので、それは・・ということもあるかもしれませんが、他者を知るという心でお願いします。 本を手にした背景やきっかけ 明石市は払われない養育費を回収するといったサービスを「行政」で行っていることが以前から気になっていました。 なぜなら、弁護士を入れたとしても解決しずらい課題だからで

言葉の文化祭のよう! <毎日読みたい365日の広告コピー ライツ社>

毎日読みたい365日の広告コピー ライツ社 読書感想文を書くたびに「です・ます調の敬体」か、「だ・である調の常体」にするか悩みます。一般的に読書感想文は後者となっているようですが、個人的には前者のほうが書きやすくて好んでいます。 さて、広告はどうかと言うと、短文で伝えるがゆえに後者かと思いきや本作を読むとそうでもないようです。文体はこだわることなく、伝わるコピーであればどちらでもいいのですね。 本作では、タイトルのとおり365ものコピーが紹介されていますが、私が惹かれた

DRAG QUEEN - No Light, No Queen- ヨシダナギ あとがき英訳

前の投稿で「小説翻訳したいー!」「出版翻訳なんて金にならないー!」と言っておきながら、年に数本は出版翻訳のお仕事をいただいています。ありがとうございます。 今回はヨシダナギさんの『DRAG QUEEN -No Light, No Queen-』のあとがきを英訳させていただいてます。 初めて彼女の作品を知ったのはいいオフィス上野でのことした。スリ族の写真が飾ってあって、「素敵な絵〜」と思って近いて見たら写真だったんです。カラフルで迫力があって、見たことがない構図で「すごいー

1日1日にメッセージがある

「毎日読みたい365日の広告コピー」という広告コピー集。 読書と呼ぶには若干ズレる気がするが、物凄くお気に入りの本なので「#読書感想文」として紹介する。 この本は、タイトル通り1月1日から12月31日まで、その日・季節に合った実際の広告コピーが365ページ分載っている。 因みに広告コピーとは、商品やサービスのポスター等に書いてある言葉のこと。有名なもので言うと、JR東海の「そうだ、京都へ行こう」あたりは日本人の9割は知っているのではないだろうか。「そうだ、京都へ行こう」には

自分は大丈夫かな?

しゅんしゅしゅんさんのこの投稿を読んで、これは!と思い、さっそく『最軽量のマネジメント』を買って、読んでいます。 冒頭に、働き方改革について書かれています。 部下からは「そもそも何のための改革なんですか」 上司からは「それをうまくやるのが君の仕事だろ」 「上」の意図を汲み取り、「下」に対しては納得させる。 しかも個人の成果も出しながら? マネジャーは板挟みです。 とりあえず私は「私の部下にそんな難題言ってないだろうか」と我を振り返りまして。(たぶん大丈夫です。たぶ

感想:『最軽量のマネジメント』山田理

うちの管理職が最近弱っているので、何か参考になればなーと手を伸ばしてみた。概要はこんな感じ。 概要マネジャーが背負いすぎていることを認め、無理があることを認めよう。その上で、情報をヒエラルキーなく全員に共有することが大事。情報共有の範囲を制限せず、判断を伴う意思決定の場面でのみ、やむ終えずマネジャーの出番となる。チームみんなで業務を分散してマネジャー1人に背負わせるのはやめよう。 感想いわゆる管理職の役割を考えなおした一冊。カチッとしたビジネス書と異なり、なんだか筆者と会

【読書感想】「最軽量のマネジメント」山田理

最軽量のマネジメント(サイボウズ式ブックス) 「これからのマネジャーはどうすべきか」という重荷ではなく「どうすればマネジャーの仕事を減らせるのか」という軽やかさを示したい。本書は、寄せられた過度な期待と責任から、マネジャーを解放するための本です。 「BOOK」データベースより この本の概要ここ最近、読書熱が復活してるんです。 で、とりあえず、まずは入手しやすいものってことで、会社にある会社の人絡みの本を読んでおりました。 社員シリーズのトリを飾るのが副社長おさむさんの