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【ルールは医学書を選ばないこと】13名もの医療従事者が230点選書フェア
大垣書店京都本店でドーンと開催中
大垣書店京都本店ではじまった「#SNS医療のカタチ」選書フェア。2022年2月末までの間、13名の医療関係者のみなさんが選んだ約230点がお店の入り口前で展開されています。直接医療に携わるみなさんの選書が手にとれるってすごくないですか?
「医学書」ではなく「一般書」のフェア
お医者さんが選んだ本ですが、医学書ではなく、すべて一般書です。医療や薬にまつわる入門書やビジネス書、小説にコミック、図鑑まで、とっつきやすくてバラエティに富んだ選書になっています。とにかくすごい数。
そして、すべての書籍にコメントPOPつき
数だけでもすごいのに、すべてに選書した方のコメント付きという熱量。POPだけでも読み応えがありそうです。ぜひ店頭で読んでみてください。
![](https://assets.st-note.com/img/1644215621476-P9Ruoe7nZz.jpg?width=1200)
#SNS医療のカタチとは
一般の方たちに医療情報をやさしく(優しく、易しく)伝えたい医師の集団。メインメンバーは、こちらの4人の先生たち。「楽しくわかりやすく」をモットーに、きちんと医学的に信頼できる情報を、一般公開講座、TwitterなどのSNS、ブログ、YouTubeなどを使って届けていらっしゃいます。最近では「節分の豆を5歳以下のお子さんに食べさせないで」という投稿をTwitterで見たことある方も多いのでは。
大垣書店本店さんとSNS医療のカタチのコラボ、選書フェアを開催します!
— 大塚篤司【医師’医学博士】Atsushi Otsuka (@otsukaman) January 26, 2022
豪華メンバーが選書してくれました!POPをぜひ書店で!@keiyou30 @ped_allergy @Dr_yandel @doctor_nw @SatoruO @877_727 @FakePearl_inst @Fizz_DI @oshietedoctor @cutetanaka @tonishi0610 @takuyafutaesaku https://t.co/krT8lIv7zB
大垣書店京都本店の選書フェアは、「一般書」です。医学書ではありません。なので、どなたでもお楽しみいただけると思います。お近くの方はぜひ。 https://t.co/DmajEgs71V
— 病理医ヤンデル (@Dr_yandel) January 26, 2022
SNS医療のカタチに携わった方々、総勢13人による選書フェアが大垣書店京都本店で開催中です。
— 外科医けいゆう (山本健人, Takehito Yamamoto) (@keiyou30) January 27, 2022
その数なんと約230点。一つ一つに選書コメントも付いています。ぜひ覗きに行ってみてください! https://t.co/GLBcFXFtyq
本日(2021年8月21日)13時より、#SNS医療のカタチTV 2021 が開催されます。
— ほむほむ@アレルギー専門医 (@ped_allergy) August 20, 2021
■13:00~
「SNS医療のカタチって何?」
出演者:大塚篤司、ほむほむ、ヤンデル、壇蜜、浅生鴨(総合司会)
→https://t.co/1dOgKt9TQ2 pic.twitter.com/T4pr5SRd62
ルールは「医学書は選ばないこと」
今回のフェアについて、代表の大塚篤司先生がお話をしてくれました。
Q:
なぜ選書フェアという形でアクションを起こされたのしょうか。きっかけと選書のいいところなどあれば教えてください。
大塚先生:
SNS医療のカタチのメンバーであるけいゆう先生と新刊イベントを行う際に派生して生まれた企画です。
けいゆう先生はベストセラー「すばらしい人体(ダイヤモンド社)」を出版され、私も「教えてマジカルドクター(丸善出版)」を出したばかりでした。なにか面白いことを一緒にやろうと話をしたときに、SNS医療のカタチでも以前お世話になった大垣書店京都本店さんで選書を行う企画がでてきました。これは書店さんからの発案だったのですが、我々も他の書店さんで選書をやっていたことからすぐに開催が決まりました。SNS医療のカタチに繋がりのある総勢13名の医療従事者に声をかけたのですが、みなさん二つ返事で引き受けてくださいました。
本を選ぶ際に一つだけルールを決めたのですが、それは「医学書は選ばないこと」でした。ついつい医療従事者は医学書を選びがちですが、一般書に限定したことで選書の幅が広がったと思います。それぞれの個性が出てとてもおもしろい企画になったと感じています。
Q:
大塚先生の選書のテーマがあれば教えてください。
大塚先生:
私は高校時代に夢中になって読んだ本をメインに選びました。その頃は学校も嫌いで授業も度々サボって、家で小説ばかり読んでいた時代です。あんな熱量で小説を読み続けることができたのは、きっと自分も若かったからだと思います。松本清張や村上春樹など、いまでも読み返したい名著を選ばせていただきました。
Q:
13名、約230冊の選書にすべてコメント付きってすごい熱量です。どうやって賛同を募ったのですか?
大塚先生:
これは先程も説明したとおりなんですが、私たちはSNS医療のカタチという活動をしていて、もともとは一般公開講座をしていたのですがコロナの影響によりYoutube配信に切り替えたんです。月に1−2回、一般向けの医療公開講座をやる上で、自分たちだけでは話の幅が広がらないため、信頼できる医療従事者に講演をお願いしてきました。
ご出演いただいた講師の方に選書をお願いして、結果230冊の本が選ばれることになりました。硬い本から漫画までとてもユニークな選書になっています。
Q:
読者の皆さんへのメッセージをお願いします。
大塚先生:
SNS医療のカタチ選書は2月末まで大垣書店京都本店で開催しています。
入り口はいってすぐにドドーンと構えていますので、お近くに行かれた際はぜひ覗いてみてください。
それぞれの先生が本を選んだ理由もPOPに書いてくれてますので、それを読むだけでも楽しいですよ。
住所:京都市下京区四条通室町東入函谷鉾町78 SUINA室町1F
アクセス:地下鉄烏丸線「四条駅」、阪急京都線「烏丸駅」すぐ
※フェアの期間は予告なく前後する場合があるので、心配な方は事前にご確認ください。また、この機会に「#SNS医療のカタチ」YouTubeを観たり、メンバーのみなさんをフォローしてみたり、医療について考えるきっかけになったら嬉しいです。
#SNS医療のカタチ は今までこんな活動も
・YouTubeチャンネル「SNS医療のカタチ」
・公式Twitter @SNS41010441
・「SNS医療のカタチ」公式ブログ
#SNS医療のカタチTV
#SNS医療のカタチONLINE
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