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明るい出版業界紙

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誰でも読める出版業界紙です。出版業界のおもしろい取り組みやインタビューを中心にアップしていきます。本に関わる方はもちろん、業界以外の方に広く親しんでもらえたら嬉しいです。リリース… もっと読む
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#絵本

明るい「出版業界紙」をnoteで始めます

少し前に、ライツ社の営業がこんなことを言っていました。 なんでニュースには、出版業界の悪い話しか出ないんだろう?  「出版不況」「書店倒産」「物流危機」etc...。 こんなニュースばっかり見てると、なんだか「本は終わった」みたいに感じてくる。ぼくは、書店が好きなのに。本が大好きなのに。明るいニュースだっていっぱいあるのに。 そう思ってる人はきっと、たくさんいるはず。 このままじゃ、本をつくりたいとか、書店で働きたいとか、そもそも本を読みたい、本に関わりたい、という

本のカテゴリでおもちゃの棚を再構築したらすごいお店になった話 「こどもto」@大阪

4月17日、ららぽーと門真(大阪)にオープンした「MIZUSHIMA Select Books & Select Goods + こどもto」。 「こどもto」とは、大阪水嶋書房の新業態で、こどもの好奇心を刺激し、遊びながら学べるサイエンスや知育のグッズを扱うお店のこと。 おもちゃコーナーが併設してるだけ? いえいえ、大人がみてもワクワクして遊びたくなってしまうものがたくさんあるんです。 しかも、すべてが本のカテゴリで分けられているので、一度ハマればその分野にどこまでも

ひとりずつ、どの本を届けるか選んでいます「ブックサンタ」の舞台裏

この記事は2022年に公開されたものですが、ブックサンタは今年も実施中です!参加方法は変わりませんので、ぜひご参加ください。締め切りは12月24日のクリスマスイブまで。 昨年ライツ社も参加させてもらった「ブックサンタ」。 書店やオンラインで寄付した本はそのあと、どんな旅をして子どもたちのもとに届いているんでしょう。 運営団体の「チャリティーサンタ」は全国に42の支部があり、本部に届いた本が各支部に振りわけられ、そこからご家庭に届けられています。 今回はチャリティーサ

中学生と絵本作家にインタビューしたら出版社も知らなかったこだわりを聞けました

ことしもライツ社に職場体験の中学生が来てくれました。しかも6人も。ちなみにライツ社の社員数も6人です。 「せっかく出版社に興味を持ってくれているんだから、いろんな体験をしてもらいたい」という一心で全員に来てもらいました。 1週間の期間中、編集や営業の仕事を体験、一緒に「明るい出版業界紙」の取材も体験してもらいました。人数が多いので、3人ずつ「絵本作家チーム」と「小説家チーム」にわかれての取材。 今回は画家・絵本作家のたなかしんさんへの取材の模様をお届けします。新作絵本『