ライツ社

2016年創業。海とタコと本のまち「兵庫県明石市」の出版社です。writes.right.light「書く力で、まっすぐに、照らす」を合言葉に、ジャンルにとらわれず本をつくっています。 https://wrl.co.jp

ライツ社

2016年創業。海とタコと本のまち「兵庫県明石市」の出版社です。writes.right.light「書く力で、まっすぐに、照らす」を合言葉に、ジャンルにとらわれず本をつくっています。 https://wrl.co.jp

マガジン

  • 明るい出版業界紙

    • 84本

    誰でも読める出版業界紙です。出版業界のおもしろい取り組みやインタビューを中心にアップしていきます。本に関わる方はもちろん、業界以外の方に広く親しんでもらえたら嬉しいです。リリースも募集中!

  • ライツ社 新刊案内

    ライツ社から発売した新刊案内をまとめたマガジンです。

  • ライツ社 航海日誌

    • 41本

    わたしたちライツ社の挑戦自体が、出版業界の明るいニュースになればと思っています。このマガジンではライツ社の普段の活動から、印象的なトピックスを公開していきます。「本」に関わるお仕事をさせている方に向けた、ちょっと専門的なお話です。

  • ライツ社応援の声

    ライツ社の本やライツ社の活動などについて思いを綴ってくれたみなさんの投稿をまとめています。

ウィジェット

記事一覧

「あなたの渾身のフェアを教えてください」日本一の書店員を決めるチャンピオンシップが誕生!エントリー受付中!

正和堂書店コラボ! ミステリ好きのためのブックカバー&しおり

「放課後ミステリクラブ」シリーズを刊行する際、予想していなかったこと

【特装版を同時発売!】放課後ミステリクラブ第5巻は、なんと「天馬君のARデジタルアクリルスタンド」つきバージョンも!

全国1000店舗以上で同時フェア開催!『放課後ミステリクラブ』豪華購入者特典がもらえる書店一覧

ことしも!「神保町ブックフェスティバル」に参戦します

早期退職で58歳からの書店人生。いまになってわかる「生きがい」とは

10/20日(日) 、熊本でヨシダナギさんのトークイベント&サイン会を開催します

明石駅前で、あの「絵本のお祭り」が10月5日〜6日に開催!!「絵本ワールドinひょうご2024」

舞台に立つのは作家たち。66年ぶりの大阪公演「なにげに文士劇」

すこぶる好調な英治出版がカヤックに買収されたほんとうの理由

出した答えは「子ども扱いしない」。子どもの活字離れに対して、ショッピングモールの中にある未来屋書店が考えたこと

日本一のタコ、明石だこをモデルにした「グラビア写真集」が狂気だけど、応援したくなったので

広島の「書店が一度なくなったまち」に生まれた本屋に過疎地域の希望があった

【6/30まで】書店を元気にしたい!本屋が無料の本を作り、全国での配布を目指す!

書店員さんがいなければ作れなかった、届かなかった本がある

「あなたの渾身のフェアを教えてください」日本一の書店員を決めるチャンピオンシップが誕生!エントリー受付中!

11月1日(金)より、全国の書店員がフェアの腕で日本一を競い合う「Book Fair Championship」(以下、BFC)のエントリー受付が始まりました。 ライツ社もこの企画に実行委員として参加しています。最初に発起人の北田博充さん(梅田 蔦屋書店店長、書肆汽水域)からご相談いただいたとき、企画のおもしろさはもちろんのこと、「書店で働く人々を元気にしたい」というBFCの思いに共感しました。そしていま、その活動を一緒に盛り上げたいという気持ちだけでお手伝いさせていただい

正和堂書店コラボ! ミステリ好きのためのブックカバー&しおり

児童書で初めて本屋大賞にノミネートされた、放課後ミステリクラブ 。その最新刊発行を記念して、全国1000店舗以上の書店で「放課後ミステリクラブシリーズ」の大型フェアを開催中!購入者特典として「探偵ノート」、「ブックカバー&しおり」、「ミステリクラブ認定証」がもらえます。 ブックカバー&しおりは正和堂書店コラボ!「ブックカバー&しおり」は正和堂書店さんとのコラボ企画!このフェアのためだけにミステリ好きに贈る新聞風ブックカバーをご用意してくれました。さらに探偵気分で読書を楽しめ

「放課後ミステリクラブ」シリーズを刊行する際、予想していなかったこと

ついに『放課後ミステリクラブ』第5巻が刊行です。書店さま、読者のみなさま、シリーズを育てていただき、本当にありがとうございます。 5巻もめちゃくちゃおもしろいです。40ページの大増量。3つの事件が絡み合う本格的なナゾ解きを、ぜひ楽しんでください。内容についてふれたいのですが何も言えません。とにかく読んでいただきたいです! ライツ社として、初めての児童書。作者の知念さんにとっても、Gurin.さんにとっても、初めての児童書。出版するまではどうなるか全然わからなかったけれど、

【特装版を同時発売!】放課後ミステリクラブ第5巻は、なんと「天馬君のARデジタルアクリルスタンド」つきバージョンも!

児童書として史上初の本屋大賞にノミネートされた「放課後ミステリクラブ」第1巻。そのシリーズ第5巻が10月31日(木)に発売されます。 大人気小説家の知念実希人さんが初めて、子どもたちのために本気で書いた、親子で楽しめる本格児童書ミステリ。 【特装版限定、NFT特典つき】 今回はその発売を記念して、特装版「NFTデジタル特典つき」を同時発売。購入者限定特典として、「天馬君のARデジタルアクリルスタンド」がもらえます! 1 FanTop公式アプリをダウンロード 2 クイズ

全国1000店舗以上で同時フェア開催!『放課後ミステリクラブ』豪華購入者特典がもらえる書店一覧

11月1日(金)より、全国1000店舗以上の書店で「放課後ミステリクラブシリーズ」の大型フェアが開催されます。 こちらは、読書の秋に出版業界が一丸となって、新しい本との出会いつくる試み「BOOK MEETS NEXT」という一大キャンペーンの目玉企画です。 3つの豪華購入者特典がもらえる大型フェア今年、児童書として史上初の本屋大賞にノミネートした『放課後ミステリクラブ』。「子どもたちが人生で初めて読むミステリ小説」というコンセプトで生まれたこの本を、まだ本の魅力に気づいて

ことしも!「神保町ブックフェスティバル」に参戦します

ことしの「神保町ブックフェスティバル」は10/26(土)~27(日)開催! 昨年初参戦をはたしたライツ社はことしも出店します! 2日間限定で「割引販売」や「サイン本」などをご用意してお待ちしております。 神保町ブックフェスティバルとは? その名の通り、年に一度開催される、本のお祭りです。全国でも最大規模、大手出版社から老舗の古本屋さんまで100以上のブースが軒を連ねます。思わぬ掘り出しものや、出版社との交流も魅力の一つ。とにかく活気がすごいです。 弊社の営業、高野がお待

早期退職で58歳からの書店人生。いまになってわかる「生きがい」とは

昨年、「リトル書房」という兵庫県西宮市にある本屋さんが閉店しました。あの「甲子園球場」から10分ほど歩いた住宅街にある10坪ぐらいの小さなお店です。 閉店時にごあいさつにうかがうと、店主の後中さんは「本屋さんを開業して街の人になれました」と語ってくれました。 閉店自体はさみしいですが「街の人になれた」という7年間はとても豊かなことだったのでは。それを裏付けるように、元同僚のみなさんからはとてもうらやましがられたといいます。改めて後中さんに話を聞いてみました。 早期退職の

10/20日(日) 、熊本でヨシダナギさんのトークイベント&サイン会を開催します

世界中の先住・少数民族を撮影する写真家、ヨシダナギさんのトークイベント&サイン会を熊本で開催いたしますので、本日はそのお知らせです。 ご予約は以下のpeatixページからお願いいたします。 〈開催概要〉〈イベント内容〉 独学で写真を学び、2009年より単身アフリカへ。以来アフリカをはじめとする世界中の先住・少数民族を撮影、発表しつづけるヨシダナギ。2019年からは、世界各国のドラァグクイーンにスポットライトを当て、さらに反響を集めています。 昨年発表された『HEROES

明石駅前で、あの「絵本のお祭り」が10月5日〜6日に開催!!「絵本ワールドinひょうご2024」

おとなも子どもも楽しめる絵本のお祭り「絵本ワールドinひょうご2024」が10月5日(土)、6日(日)にJR明石駅前パピオス2Fあかし市民広場で開催されます。 毎年、兵庫県内の各地で開催され、大人気のイベント。ついに明石に来ます!絵本作家さんのサイン会や原画展、絵本の読み聞かせ、いろんな出版社のワークショップと盛りだくさん。 ワークショップ  5日のみ開催 ・ブラックライトで妖怪や歴史人物を探してあそぼ 6日のみ開催 ・おかおをつくろう!(要整理券) ・出張怪談売買所

舞台に立つのは作家たち。66年ぶりの大阪公演「なにげに文士劇」

「なにげに文士劇2024」の旗揚げ公演が、2024年11月16日(土)大阪市のサンケイホールブリーゼで開催されます。 ライツ社のことをいつも応援してくださっている紀伊國屋書店梅田本店の百々典孝さんがこの舞台に出演され、半世紀書店員の井上哲也さんも応援団のおひとりであることを知り、ライツ社もこの舞台を盛り上げたいと思いました。なにより一流作家が集まって舞台に立つ文士劇っておもしろい! そこで今回は本番前の台本の読み合わせに潜入、そのレポートをお届けします。 原作は東野圭吾デ

すこぶる好調な英治出版がカヤックに買収されたほんとうの理由

2月、面白法人カヤックが英治出版を子会社化することが発表されました。 IT企業による出版社買収のニュースに「出版不況だしな」と思った方もいるのでは。しかし、聞けば英治出版の業績はすこぶる好調とのこと。それもそのはずで、『イシューからはじめよ』『ティール組織』『解像度を上げる』などベストセラーは数知れず。では、今回の買収の意味って? わたしたちはこのニュースをポジティブにとらえ、英治出版に取材を申し込みました。見えてきたのは、出版社が忘れていた自分たちの価値でした。 第1

出した答えは「子ども扱いしない」。子どもの活字離れに対して、ショッピングモールの中にある未来屋書店が考えたこと

この夏、全国の未来屋書店さんで「未来屋ビブリ王決定戦!」というフェアが開催されています。 子どもたちが自分の大好きな本の「推しコメント」を応募、選考を勝ち抜いた「チャンプ本(ビブリ王)」を発表する、この夏スタートの新しい試み。 先日、未来屋書店さんから「放課後ミステリクラブの作者、知念実希人さんに、その審査員長になってほしい!」という申し出をいただきました。その打ち合わせで未来屋書店さんのプレゼン資料を拝見したところ、子どもたちに対する姿勢が本気だったことに感動。逆にライ

日本一のタコ、明石だこをモデルにした「グラビア写真集」が狂気だけど、応援したくなったので

「日本一のタコ」として名高い明石だこ。その明石だこが水揚げされる漁港のそばに、創業100年のたこ屋「金楠水産」があります。たこ屋、というとピンと来ないかもしれませんが、水揚げされたタコを「茹でダコ」にして全国に販売している会社です。その4代目が、タコ匠・樟 陽介(くす ようすけ)さん。 ある日、樟さんからこんな相談を持ちかけられました。「あのさ、明石だこのグラビア写真集つくりたいねんけど」。どういうこと??? というわけで、明石の出版社であるライツ社との異色コラボ、「明石だ

広島の「書店が一度なくなったまち」に生まれた本屋に過疎地域の希望があった

5月。広島県庄原市という山間のまちに、書店『ほなび』がオープンしました。手がけるのは、人口6600人(2024年)の田舎町で本屋『ウィー東城』を経営する佐藤友則さん。 ウィー東城といえば、美容室やコインランドリーを併設するなど、「複合化」の先頭を走ってきたお店。あの佐藤さんが「本で勝負する」新店をオープンしたとあって、注目が集まっています。 『ほなび』について佐藤さんは、「町がもう一度元気になっていく、きっかけの本屋になればいい」「これは日本の再生だと思ったんです」と語り

【6/30まで】書店を元気にしたい!本屋が無料の本を作り、全国での配布を目指す!

大垣書店が発行するオリジナル雑誌を創刊し、店頭で無料配布します。「新たな本との出会いを楽しめる」雑誌をきっかけにたくさんのお客様に書店店頭に来てほしい。さらにこの輪を広げ、全国の書店店頭で配布することを目指します。 ごあいさつこんにちは!創業昭和17年京都発の地域密着型書店「株式会社大垣書店」でコンテンツ事業部長兼、文化の総合施設「堀川新文化ビルヂング」ディレクターをしている大垣守可です。 今回挑戦するプロジェクトは、大垣書店の新事業となる、オリジナル雑誌『羅(うすもの)』

書店員さんがいなければ作れなかった、届かなかった本がある

2024年4月10日、本屋大賞の結果発表がありました。 大賞は、宮島未奈さんの『成瀬は天下を取りにいく』。そして『放課後ミステリクラブ』(作・知念実希人 絵・Gurin.)の結果は、第9位。大賞とはなりませんでしたが、児童書で史上初の快挙となる「本屋大賞ノミネート」という結果をいただきました。 本屋大賞とは、全国の書店員さんが投票で「今いちばん売りたい本」を決める賞。「本が売れない時代」と言われるなかで、「売り場からベストセラーをつくる!」という合言葉のもと、有志の書店員